ごきげん練習帳 〜自分トリセツの作り方〜

自分と人生を楽しむための”セルフ・コーチング”ノート

ウイルスの吐き出し方

2012年11月07日 | ●セルフコーチング



心の中に閉じ込めている、
ネガティブな思いは、「毒」になるウイルスのようなもの。

黙って温存していても、
原因が根本から無くならない限り、
決して消えていかない。
消えるなんて、幻想だ、ということを
この歳になってわかりました。

それどころか、
やがて心と身体を内側から蝕んでいきます。
ウイルスに侵されて、
心や身体が病気になったとわかるのは、
半年後かもしれないし、5年後かもしれない、
あるいは30年後かもしれない。


なので、
ウイルスは吐き出そう、
に書きましたが、
吐き出すにはどうすればいいでしょう?



一番は、やはり「話すこと」だと思います。
誰かに、聞いてもらう。
できれば、批判や説教をしないことはもちろん、
アドバイスもしない人に。

ただ、なかなか
人の話を聞き切ってくれる人はいないものです。
なぜなら・・・

み~んなが、本当は
自分の話を聞いてもらいたいと思っているから。
でも、聞いてもらえないから、
いつでも、自分の話をしたいのです。
そうして、結局、人の話が聞けない。
負の連鎖・・・。



聞いてもらえる適当な人がいなければ、
「書くこと」も一つの方法ですね。

別に、誰かに見せるわけではないので、
論理も脈絡も、無視してOK。
ことの成り行きも書かずともOK。

書くのは、自分の気持ち。
「悲しい」「胸がしくしく痛い」
「もういやだ」「ばかやろー」
そんな言葉でいいと思います。

書いたら燃やしちゃう、という手もありますね。
(ただし、火事にはくれぐれもご注意を!)



あとは、
一人で気持ちを文字通り吐き出すこと。

「疲れたよ~」
「ああ、はずかしい!!」
「さびしいよう」

ため息をつくと幸せが逃げる、なんて言いますが、
いいんです!
このときばかりは、思いっきり
大きなため息とともに、
気持ち言葉をそのまま、
まさに「吐き出し」ましょう。


すると、不思議・・・



頭の中にあった時には、
自分の中で猛威を振るっていたそれらの言葉が、
すっと力を失って、
等身大になる感じ。
コントロールできる感じがしてきます。

コツは、
めっちゃ、実感を込めて言うこと。

「悲しい、と思っている」
なんていう、「記述的」な言い方はバツ!
だったらやらない方がいい。

思いっきり。
まるで役者にでもなったように。




ちょっとやってみませんか?

息を吸って・・・
1、2、3、ハイ!







「●×△□*?$%#?!」



どうでしたか?


これも、練習なんだと思います。
やっているうちに、
ハードルが下がってきます。

そうしたら、
風邪を引いても治りが早い人と同じで、
復活力の高い人になれるンじゃないかな


目下、私も練習中です。





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