ごきげん練習帳 〜自分トリセツの作り方〜

自分と人生を楽しむための”セルフ・コーチング”ノート

私の「コロナ疲れ」対処法

2020年05月20日 | ●セルフコーチング

 

ごきげんいかがですか?

 

私は……

たぶん「コロナ疲れ」だなあ、って思う

今日この頃です。

 

この言葉を言うと、

小池都知事には叱られちゃいそうですが、

だからと言って、外に出歩いているとか、

そういう意味ではありません。

 

なんとなく、気分が上がらない……

そんな感じです。

 

 

今回は、この「コロナ疲れ」ってなんだろうな?

そして、それをどう癒しているか?

ということについて、

書いてみたいと思います。

 

 

 

●プラスされる感覚からの疲れ

 

疲れには肉体的な疲れと、精神的な疲れがあります。

いまのこの状況での”疲れ”の多くは、

精神的なものから来ていると思います。

 

中でも、普段は持たなくてよかった緊張感を

持ち続けることは、

大きな要因だな、と感じます。

 

常に消毒、常にソーシャルディスタンス……

 

慣れないことをし続けると、

いつもとは違う神経を使い続けるわけだから、

それだけで、シンプルに疲れるでしょう。

 

まして、今回は相手が目に見えないし、

生活がどうなるかわからないし、

常に不安とセットですから、

余計しんどいですよね。

 

 

●マイナスされる感覚からの疲れ

 

緊張感や不安感などは

「プラス」されたことでの疲れだ思いますが、

もう一つ、「マイナス」されていることでの疲れ

というのもみ過ごせないと感じます。

 

「マイナスされているもの」というのは、

つまり「不足しているもの」のことです。

いろいろあると思いますが、

大きなものとしては、「感覚」の不足

があると思います。

 

人は、なんだかんだ、五感を使って生きてます。

そして、この五感が満たされるということが、

幸せ感を感じることや、

心身の健康につながっているのだと思います。

そのバランスが崩れることで、

なんか調子が狂ってしまうことが、

いま、あちこちで散見されると感じています。

 

もちろん、使えている感覚もあります。

以前のようなお料理が食べられないとしても、

味覚も、嗅覚も、使っていると思いますし、

視覚、聴覚についても、

「オンライン」がデフォルトになっていたとしても

使えていると思います。

Zoomなどのミーティングツールでは、

相手の顔を見ることも、声を聞くこともできます。

これだけでも人とつながれる感覚が持てますよね。

 

でも、一つ、使えていないのが「触覚」です。

今はまさにここが”封印”されている状況です。

そのことによるダメージは

自分では気付かなくても大きいのではないか、

と思います。

 

 

ちなみに、医療の最前線で働く方などは

緊張感や不安感がマックスにのしかかっている状況の中で、

家族とは、安全を考えて離れて暮らしている、

という方も多く、

プラスもマイナスもあって、

さらに肉体的な疲れも加わっている状態ですから、

どれほど大変なことかと想像します。

 

 

 

●人に「触れる」効果

 

触れること、とくにリアルの人に触れることの効果は

とても大きいとされています。

 

「手当て」「触れ合い」などという言葉が示す通り、

人は肌で触れ合うことで、

実は大きな癒しや幸せ感というものを得ています

 

実際、触れることで人は「オキシトシン」という

ホルモンが出ることがわかってきています。

「愛情ホルモン」「思いやりホルモン」など、

様々な別名を持つことからもわかるように、

このホルモンが出ることで、

人は幸せ感を持つと言います。

また、そこから、やる気や好奇心も高まり、

記憶力や免疫力も高まったり、

痛みも軽減されることもわかっています。

 

逆に言えば、オキシトシンを出すためには、

ハグをする、マッサージするなどの

スキンシップをとることが何より効果的、

ということですね。

 

配偶者や恋人、家族がいる場合は、

とにかくラブラブでいればいいってことですし

そうした人がいなくても、

スキンシップの効果は、

同性でも、子供や年寄りでも

さらには動物とでも、ある、とのこと。

だから誰かと触れ合えばいいということ。

 

また、どうしてもリアルに人と触れ合えないという場合は、

声を聞くだけでも、ホルモン値は上がるそう。

 

そうやってつながりを持つことが大事

ということなんですね。

 

 

 

●どうやって「スキンシップ」する?

 

ところが、いま、この「スキンシップ」が

取れないことが問題です。

 

じゃあ、どうすればいいの?

って思いますよね。

 

私も思いました

 

自分はスキンシップが不足している、

そのことで、心が渇いているんだな、

ということはわかっている。

 

でも、どうしようもないじゃない?

という中で、

私自身がしているのは、主に二つです。

 

一つは、他の感覚をたくさん使うということ。

 

たとえば、いま、自宅軟禁状態ですが、

ほぼ毎日、ピアノを弾いています

そうしようと意識してしているのではなく、

心と体が求めるので、

結果的にそうなっています。

そうすることで、ピアノの鍵盤にタッチして、

触覚をながら聴覚を使っています。

 

美味しいものを作って食べようとします

手を使って料理して、

触覚を使いつつ味覚を満足させます。

 

散歩をすることで、体を使い、

外の風に触れ、陽を浴び、

木々の匂いを嗅ぎます。

視覚、聴覚、触覚、嗅覚が刺激されます。

 

あるいは、ヨガをすることで、

外側から自分の体に触れながら、

内側から自分の体の声を聞いています。

 

 

 

そして二つ目が・・・。

「触覚」を満たす対象を手に入れること!

 

昨日、なんと、大きなぬいぐるみ

ポチッとしてしまいました~(苦笑)。

 

もともとぬいぐるみとかには、

ほとんど興味はありませんでした。

ちょうど片付けもしていることだし、

ものは減らしても増やしたくない。

ぬいぐるみなんて、断捨離すべき筆頭、

くらいに思っていたのですが……

 

触覚の不足を意識したら、

なんだか急に、欲しくなりました。

 

でもね。

なんと、昨夜注文したのだけれど、

届くのは6月半ばの予定なんです。

1ヶ月以上!!

普段は翌日配送してもらっているのがほとんどなのに……

 

これはつまり、

同じことを考えている人が

世の中には他にも大勢いる、っていうことなんだな、

と思いました。

 

つまり、人は触れ合わなくては生きていけない

そんなものが、DNAにインプットされているんだと思います。

考えてみたら、種の保存のためにも、

必要なプログラムですよね。

 

 

・・・ってことで、

この時期の1ヶ月は長すぎる! と思いますが、

我慢してウサギのぬいぐるみを待つことにします。

 

 

 

 

 

 



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