ポエム kotoshin's STORY from gabacyo

~すべての詩たちが僕のすべて~
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ゆっくりご覧くださいね。

春夏秋冬~愛を求めてる~

2021-08-22 21:25:29 | ポエム
もっと静かにしていてよ 自分と会話するから
もっと独りにさせておくれ 自分と向き合いたい

人は生まれた時からホントは自由ではないんだ
社会のルールに縛られてゆっくりと階段を昇る

倫理に縛られて 法に縛られて 差別に縛られて
歪んだ価値観に思い悩み 突然歯が痛くなった

春には桜が舞い散る 夏の輝く海を眺めて
秋には色とりどりの落ち葉に埋もれて
降り積もる雪に何故か温かさを感じる


自由を求めれば求めるほど争いが増えて
誰かの価値観を押し付けるからまた争う

人を殺すことは悪いことですか? と聞かれても
戦争 死刑 いじめ 介護 それぞれの価値観がある

人は理想を追い求めて ご都合主義に縛られてる
生まれた環境も 育った環境も違うはずなのに

夏になると蝉の声 秋には鈴虫たちの演奏会
冬にはしとしと降る雪とザクザクと歩く音
春になると小川の流れる音に耳を傾ける


移りゆく景色に身を委ねて人のことを思えば
愛という言葉の大切さを身をもって知る

倫理的な押し付けは誰も幸せにはなれない
それでも誰かにしがみつきたいのが人間だ

頭のいい人ほど 間違いを大声で叫ぶものだから
腑に落ちないとわかっていても諦めてしまう

冬には春の温かさに希望を抱き 夏の終わりには
秋の涼しげな風を景色を感じたいと思うもの
そしていつも誰かの愛を感じたいと思う


春夏秋冬 誰もがそれぞれの風を感じて
春夏秋冬 誰もがそれぞれの景色に酔いしれ
春夏秋冬 誰もが自然を感じたいと思ってる

苦しいことも 泣きたくなることも 悲しいときも
立ち上がれそうにないときも すべて。。。