我が書縁會の宝 新潟の丹羽芝水先生が地元で個展をなされていますので、
今回はそちらに伺った様子をレポートさせて頂きます。
丹羽芝水 【刻と書】のかたちーもじとことば・つぶやきとこだわりー への旅
令和元年(2019年)8月28日(水曜日)
参加者:安藤豐邨先生・初見太清先生(車を運転)・渡邉大壑・萱沼香竹
9:20 東京神田 栄豊斎前を出発(予定では8時でしたのにネ)
途中は右も左も黄金色に輝く稲穂の風景がずーと続いておりました。
とあるドライブインで 採れたて舞茸と豚肉のどんぶりを皆でランチ う~ん 美味🍚
14:00 新潟市内に入る
14:20 メディアショップで丹羽先生・ 横山さん・小林さんと合流
Ⓐ 班は小林先生宅へ ※安藤先生(丹羽先生が同行)
Ⓑ 班は会津八一記念館へ ※初見先生・大壑・香竹
(Ⓑ班は横山さん・小林さんが同行)
記念館では「会津八一書の逸品」という記念展を開催中
私が一番ガツンときた作品について以下、解説パンフレットを参考にして
書かせて頂きます。
「與奥田勝書」(奥田勝に与える書)は、彫刻家奥田勝から「何か書いてほ
しい」と頼まれて、会津八一が芸術家としての心得を書簡形式で揮毫し贈った作。
縦約35センチの折帖に、文面は裏にも及び、長さは15メートルにもなる。
芸術談義や骨董収集にばかり熱中せず、もっと制作に専念せよという
趣旨で、厳しい叱責ではあるが奥田を思っての言葉でした。。
この文章を最初から読んでいくと,だんだん書簡の内容に引き込まれ、ま
るで私に向かって言われているような気になる物凄い言葉の力を感じ
後世にまで残して必要な人には読んで欲しいと思う書簡でした。
まあ兎に角、八一の多面的な生き方は、彼が晩年まで追求し続けた書芸
にも表れ、その書には学識の深さや人格ががにじみ出ているという点で
特筆されています。
15:45 Ⓑ班 北方文化博物館 新潟分館へ
豪農伊藤家の分館の洋室に八一がお世話になっていて終焉をもここで
迎えたという場所。
豪農伊藤家のことについては割愛させて頂きますが
広大な日本庭園を眺めたり散歩したりしながら過ごすこの場所も
「秋艸堂」と称した。この住居の号は八一が、萩・菊・葉鶏頭など
秋の草花を好んだ事に由来する。
16:40 Ⓑ班 弥彦に移動します。
17:40 Ⓑ班 弥彦温泉「みのや」に到着 ※Ⓐ班は既に到着していました♨
18:10 新潟の丹羽先生の「刻一刻」会のメンバーと一緒になり楽しい夕食会
つづく
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