香竹日記

書道の奥深さを楽しんでいます

第30回 日中友好自詠詩書展東京展

2019-09-02 22:55:35 | 展覧会
会 期 : 8月30日(金)~9月1日(日)
会 場 : 池袋の東京芸術劇場

令和元年(2019年)8月30日(金曜日)
第30回 日中友好自詠詩書展東京展  
中国書法家協会代表団歓迎 開幕式 ・ 席書交流会 ・ 祝賀会 ・ 記念講演会

〇 中国書法家協会代表団は 協会主席の蘇士澍 先生、他3名の団員、  
     他にも急遽プラス中国書法家協会理事の先生2名が合流 計6名
    要人が揃っての来日で会場は最初から緊張感が漲っておりました。

〇 ご来賓には、中華人民共和国 駐 日本国大使館文化部参事官の石永菁 女史
    同じく大使館文化部二等書記官 様

〇 全日本華人書法家協会主席の晋 鷗 先生
    同じく全日本華人書法家協会の郭 同慶 先生 ・ 常 常 先生
    翰墨書道会会員の先生方 3名

〇 日本側は 本会名誉顧問 全日本漢詩連盟会長 石川岳堂(忠久)先生
       本会最高顧問 日本書道學院長 石川芳雲                 
       本会常任顧問 日展会員 吉澤鐵之     他


一、 開幕式    司会 萱沼香竹(毎日書道展審査会員)
一、 席書交流会    司会 安藤豐邨(毎日書道会評議員)
一、 祝賀会    司会   浅岡清洲(全日本漢詩連盟常任理事)
一、 講演会    司会 風岡五城(産経国際書会理事長)
          講師 蘇士澍 先生 (中国書法家協会主席)
             講師 石川岳堂 先生(全日本漢詩連盟会長)

※展覧会・開幕式・席書交流会は池袋の東京芸術劇場で
 祝賀会・講演会は上野精養軒で行われました


         祝賀会乾杯・安藤豐邨(自詠詩披露)
         



岳堂先生が蘇士澍主席に扇面の贈呈   心配そうな吉澤鐵之先生
  



講演会・蘇士澍主席                  講演会・石川岳堂先生
 

 

◎ 演 題 『漢字書道芸術の継承と発展』 蘇士澍主席

※私が個人的に気になった部分の内容を一部抜粋して以下にまとめてみました、とにかく物凄い情熱をもって最後まで力強くお話してくださいました。 
大国の真のリーダー像を ま近に見たことは貴重な体験となりました。 


1、 書道を学ぶのは児童の語学力、理知力、運動力、音楽力、内省智力に促進作用があります。

2、研究によると、書道訓練を受けた児童は情緒的に安定していて、冷静で、性質が比較的温和で、自己コントロールがより強く、思考もより広く、拘束が少ない。その原因は専門家が書道を練習する時、一心不乱な状態と関係があると分析しています。

3、高齢者の書道の練習は大脳皮質に活性化または覚醒作用を与え、心拍数、呼吸、血圧などの生理活動を調節でき、人体の温度の緊張を緩和し、心理活動の効率を高める。

以上から見れば、書道は漢字文化の芸術表現形式だけでなく、心身の健康発展にも大きなプラスになります。

今後は漢字の書く風を大切にして、優れた伝統文化を発揚したいと思います。人類の文化遺産を共同で保護伝承し、世界文明交流のために私達の力をもって貢献します。。



◎ 演 題 『漱石の漢詩』 石川岳堂(忠久)先生

先生は穏やかな いつもの調子で、漱石の漢詩「函山雑咏」を特に丁寧に読んで解説してくださいました。


これらの体験を通し、又々多くの事を感じました。
まだまだ学ぶこと多し 
 
関係各位の皆様ありがとうございました。    謝々 





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