光のスクラップ

心の響いた風景を切り取っています。

満月の夜、滋賀県の浮御堂

2024年09月23日 | 文化・芸術

右に満月。

 

 

 

月と雲。遠くに近江富士が見えています。

 

 

松の木の向こうに満月。

 

 

 

中秋の名月を撮影しようと予定していましたが、17日はどうしても時間が取れず、翌日の満月の日に滋賀県の浮御堂へ出かけました。

浮御堂は、琵琶湖の穏やかな湖面に映る月明かりと、浮御堂のシルエットが織りなす風景が見事な場所です。
この夜も、そんな美しい光景を期待して向かいました。

月の出は18時10分。私が家を出たのは17時45分。
少し遅かったです。
18時20分頃には湖西道路を走っていたのですが、すでに大きな満月が湖面から顔を出していました。
さらに、帰宅ラッシュと重なってしまい、車は思うように進まず、焦る気持ちが募ります。

浮御堂に到着したのは19時15分頃。
何とか満月と浮御堂を一緒に写真に収めることができました。
運良く、この日は程よく雲がかかっており、秋の夜空にふさわしい趣深い風景が広がっていました。

程なく20時を過ぎて帰る頃には雲がすっかり消えてしまい、月だけが浮かぶ少し寂しい光景となっていました。
やはり、雲は夜空の風景をより一層引き立てる大切な要素だと感じました。

満月の夜、湖と空と浮御堂が織りなす幻想的な風景は、言葉では言い尽くせない美しさがありました。

 

 

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大沢池 夏の空

2024年09月13日 | 文化・芸術

鴨の親子

 

雄大な雲

 

 

池に映る雲

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

秋の高く澄んだ空も素敵ですが、夏の空には雄大さとギラギラとした力強さがあり、これはこれで大好きです。

京都・大覚寺の大沢池は、嵯峨野の緑豊かな山々と、夏の青空とのコントラストが本当に美しい場所です。
普段は池に映る雲が見どころなのですが、今年は浮き草が大量発生していたせいか、リフレクションは少なめ。
それでも、広がる青空と壮大な雲を眺めていると、日常の喧騒を忘れ、爽やかな気持ちに包まれました。

ただ、それにしても暑かったですね!

 

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京都 正寿院の風鈴祭り

2024年09月07日 | 文化・芸術

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

毎年夏、京都の正寿院で開催される風鈴祭りに出かけています。
道中は真夏の暑さに包まれますが、お寺に着き、風に揺れる風鈴の音色を聞くと心が和らぎ、涼しさを感じます。
風鈴の種類も区分けされていてガラスの色とりどりの色彩が光りに輝いて美しく、風が吹くと短冊が揺れて心地よい涼しさを感じます。


今年は8月14日、お盆の日に訪れました。
たくさんの人々が集まり、それぞれ風鈴の美しさと響きに耳を傾け、夏の風情を楽しんでいました。

 

 

 

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京都 西来院(せいらいいん)を訪ねました。

2024年09月04日 | 文化・芸術

庭園 「蛾眉乗雲」

 

 

中庭 蘭の花が飾られています。

 

 

庭園 「九華青蓮」

 

 

 


「白龍図」

2024年9月4日、京都の建仁寺塔頭である西来院を訪れました。
今年の3月下旬から一般拝観が可能になったばかりです。

西来院の枯山水庭園は、中根庭園研究所によって作庭されたもので、足立美術館庭園の創設者である中根金作氏の孫にあたる方が手がけたそうです。
隣接する建仁寺の伝統的な庭園とは異なり、日本庭園の美しさを保ちながらも、現代的な感性が感じられるデザインです。

本堂の天井を彩る「白龍図」は、中国の著名なビジュアルアーティスト、陳漫(Chen Man)氏によって制作されました。
彼女の独自の視点が、伝統的な禅寺に新たな風を吹き込んでいます。

寺の入り口前には、ブルーボトルコーヒーが出展しており、ここで購入した飲み物を手に、お寺内を拝観することができます。
日本の伝統的な寺院でラテを楽しむことができる場所は、それほど多くはありません。

西来院は、日本古来の禅寺の静謐さと、現代的な斬新さが見事に融合した、魅力的な場所でした。

 

 

 

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五山送り火 鳥居形

2024年08月20日 | 文化・芸術


19時前に流され始めます。

 

 

 


幻想的に浮かんだ灯籠。

 

 

 


今年は風が強すぎて早く流れきってしまいました。

 

 

 


2回くらいに分けて流されるようです。向こう岸に新たな灯籠が見えています。

 

 

 

 

16日に京都広沢池へ、五山送り火を見に行きました。ここでは、鳥居形と灯籠流しが同時に行われ、その景色がなんとも幻想的です。

初めて行ったのが2008年、もう16年前になります。


午後7時には灯籠流しが始まり、午後8時20分、鳥居形に点火されます。
灯籠が水面をぷかぷかと流れる様子を見ていると、ご先祖様がゆっくりと帰っていくような気持ちになります。

少し風が強くて、向こう岸からこちらに流れてくる灯籠の速度が早かったようですが、
2団、3団とあったようで、鳥居形と灯籠の眺めはなんとも情緒がありました。

 

 

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北山友禅菊を見に行ってきました。

2024年08月17日 | 文化・芸術

 

 

 

 

 

インスタグラムで見かけて以来、ずっと気になっていた北山友禅菊。
合掌造りの家と一緒に写っている写真を見て、てっきり美山の里に咲いていると思っていました。
しかし、現地に行ってみると、まったく花が咲いていないのです。

そこで地元の人に聞いてみると、実は美山ではなく、左京区久多に咲いていることがわかりました。
Googleマップによると、そこまで1時間の距離。思い切って出発することにしました。

山の中を走るので、道は急カーブの連続で運転中に少し酔ってしまうほどでしたが、やっとのことで目的地にたどり着きました。
そこに広がっていた景色は、想像していたよりもこじんまりとしていましたが、その美しさは言葉にできないほど。
洋花とは違い、和花にはなんともいえない上品さがあります。
夕日に照らされた北山友禅菊は、まるで輝いているようでした。
少しピークは過ぎていましたが、それでもその美しさは圧倒的でした。

 

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廬山寺の桔梗

2022年07月26日 | 文化・芸術

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京都廬山寺は京都の中心街より少し北に行ったところにあります。
主要道路より離れているので、結構静かです。

その静かな境内にこの時期桔梗が咲きます。
よく手入れされているためか、すごく上品な雰囲気です。

境内にすわり、少しこの光景を眺めていると心が落ち着きます。

 

 

 

 

 

 

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「大和三大観音あぢさゐ回廊」 長谷寺の紫陽花

2022年06月09日 | 文化・芸術

Hasedera0001

 

 

 

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Hasedera004

 

 

いま奈良で「大和三大観音あぢさゐ回廊」というのをやっていて出かけてみました。
京都の家を朝7時半に出発して、お寺に着いたのは9時20分頃。

すでに紫陽花の前には5人くらいの人がカメラやスマホをもって写真を撮っておられました。
色々な色の紫陽花をセンス良く並べてあります。

私も真ん中で普通にシャッターを切りましたが、誰が撮っても同じ写真だなっと感じました。

まあそれなりに撮って境内を回って再び帰ってくるとたくさんの人だかり。

紫陽花をおいた石段にも、お姉様やおばさまが... おやおやお犬様もポーズをとってます。

無人の紫陽花を撮るには早く行くに越したことはないようです。

 

 

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旧邸御室の深緑

2022年05月10日 | 文化・芸術

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Kyuuteiomu001

 

読売新聞に旧邸御室の記事が載っていたので出かけてみました。
いつ雨が降ってもおかしくない天気でした。

オートバイで出かけたのですが、密集した住宅街で車、バイクは全く止める余地がありません。
仕方なく仁和寺の駐車場を利用しました。仁和寺からは600m位離れています。

拝観料は1000円。中に説明の人がおられます。
一通り聞き終わり見学。

レフレクションの机が置いてあり庭を写しこんで撮影。
高い机なのか、あまり接近すると怒られます。

一通り見学しましたが、国登録有形文化財だけあって素晴らしい建物でした。

 

 

 

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乙訓寺の牡丹

2022年04月18日 | 文化・芸術

Otokuni001

 

4/18、京都乙訓寺に牡丹を撮りに行きました。
昨年はコロナの流行により、すべてのつぼみを切り取られたと聞いています。

本日、門前に着くとなんだか閑散とした雰囲気。
駐車場もガラガラ。
いやな予感がして山門をくぐると料金所はしまっています。

そして境内に続く参道には全く牡丹は咲いていませんでした。
境内の中の牡丹もすべてつぼみが切り取られています。

周囲を見回すと境内の片隅にわずかばかりの牡丹が咲いていました。
開花して綺麗でした。

貴重な花を心を込めて撮らせていただきました。

 

 

 

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錦の紅葉 鍬山神社にて

2021年11月08日 | 文化・芸術

Kuwayama003

早い時期の紅葉は真っ赤ではありませんが、緑と黄色、オレンジ、赤が混じっていて多彩で綺麗だと思います。
この日の鍬山神社は霧が立っていて少し葉が塗れているので色彩が鮮やかでした。

 

 

 

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突然の雨

2021年09月25日 | 文化・芸術

Youkoku001_20210925141201

 

京都楊谷寺の近所に行ったので寄ってみました。
閉門間近でしたが、ここは手水に花が飾られていて楽しみです。

今回は彼岸花が飾られていましたが、もうしおれかけていて残念だなとおもいつつ。
そこに突然の雨。

もう諦めて帰ろうとしたとき、ふとこの光景が目にとまりました。
暗い境内に激しい雨。
そこに彼岸花の赤が輝いていました。

 

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楊谷寺の花手水

2020年12月14日 | 文化・芸術

Youkoku003
LUMIX GX VARIO 12-35mm/F2.8


 

Youkoku002
LEICA DG SUMMILUX 25mmF1.4


 

Youkoku001_20201214153901
LEICA DG SUMMILUX 25mmF1.4


今でこそあちこちのお寺で花手水が見られますが、
ここの花手水はかなり前から飾られていて洗練されていて綺麗です。

前回の京都 光明寺に行った帰り、ちょっと寄ってみました。
駐車場には大阪や神戸ナンバーなど他府県の車がいっぱいです。
GoTo以外にもドライブで来られる人が多いんですね。

普段は無料の拝観も有料です。
地味な本堂を抜けると、さりげなくありました。
今はモミジのグラデーションを元にデザインされていました。

 

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祇園祭 宵山

2013年09月13日 | 文化・芸術

Yoi02
1.ISO800   1/350   f2.8

 

Yoi03
2.ISO800   1/50sec    f2.8

 

Yoi04          3.ISO800   1/45sec    f3.2   

 

Yoi05         4.ISO800   1/125sec   f2.8

 

 今年の祇園祭宵山はLUMIX G5で撮ってみた。
毎年SONY α77を使っているのだが、最近はフォーサーズの小ささが気に入ってしまい、
撮影はほとんどLUMIXである。

夜間の写りもISO800くらいなら、ノイズも目立たず、手持ちでも充分行ける。
夜間なので被写体はどうしても提灯主体となってしまった。

レンズ:LUMIX G X VARIO 12-35mm/F2.8

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スナップ写真

2006年06月21日 | 文化・芸術

Yukinonaka

 

 

 

 

 

 

 

普段、風景写真を撮ることが多い。
風景写真はある程度いい被写体に出会えばいい写真を撮ることが可能である。
ブログでもたいていは花や風景などの写真が多い。


私もその一人であるが、実はスナップ写真に憧れている。
そえじまみちお氏の『実践右脳写真』にスナップ写真において「感じたまま」「素直に」「ポイントを上手に押さえて」「バランス良く」画面に収められた写真が撮れるようになれば、とりあえず達人への第一歩を踏み出したものと考えてよいと述べておられる。

最近は肖像権の問題などで街中で人物を撮るのは難しい。
そんな問題が無くても、人にカメラを向けるのは勇気がいる。
とりあえず風景写真を撮るときも、人が通らなくなる時をねらってシャッターを切るのではなく、
どう人を生かして写真を撮るかを考えている昨今である。

この写真は、京都の善峯寺に行ったとき、
途中から雪が降り出し車から降りた子供が雪を喜んで、
空に向かって口を大きく開けて雪を食べようとしたときシャッターを切りました。

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