夏山の朝、遠く槍穂高が望まれました。
Nikkor 135mmF2.8Sで引きつけて撮りました。
このレンズは軽量コンパクトでレンズフードが組み込まれていて山行きには必ず携帯していました。
夏山の朝、遠く槍穂高が望まれました。
Nikkor 135mmF2.8Sで引きつけて撮りました。
このレンズは軽量コンパクトでレンズフードが組み込まれていて山行きには必ず携帯していました。
夏山の一日は変化に富んでいます。
日の出前、下界は雲海に包まれ、高い山だけが視界に確認できます。
日が昇るにつれ、ガスが立ちこめ山々は見えたり見えなかったり、午後にはまったく視界がさえぎられることもあります。こんな時、雷鳥が姿を現したりします。
そして日が沈む頃、再び雲海となり、雲が素晴らしい造形美を見せることがあります。
初めの写真は、夕暮れ時の仙丈ヶ岳、下は翌日の日の出後の仙丈です。
南アルプス仙丈ヶ岳は、北岳の隣に位置し、裾野の広い3000m級の山です。
頂上へのアプローチは緩やかですが、長い道のりです。
35mmF2.0は全体の雰囲気を表現するにはいいですが、山を正面から撮るには50mmの方がむいているように思います。
ニコンFE。ニッコール50mmF1.4S 35mmF2 Kodachrome
Kodachrome
最近は海に行くことが多いですが、以前は山ばかり登っていました。
写真を始めるきっかけとなったのも山です。
ニコンFEとレンズ3本をザックに入れてあちこち出かけました。
この写真は富士山の次に高い南アルプス北岳から撮った写真です。
夜明け前、黒いシルエットだった富士山が、日の出が近づくにつれ赤くそまってゆく様を眺めながらシャッターを切りました。
夏山登山の季節です。海と違って山は登るのに一苦労です。
でも寒いくらいの朝に、澄んだ空気の中で、ご来光(日の出)を眺めていると、登った時の疲れも忘れてしまいます。
山行きには、高性能ズームレンズは重すぎます。この写真はシンプルに50mmレンズを使いました。私の場合、山では望遠もほとんど使いません。
50mmF1.4は画像もシャープで軽くていいレンズです。静寂な空気の中、FEの乾いたシャッター音だけが聞こえていました。
(北アルプス 蝶が岳より)
ニコンFE、Ai50mmF1.4S