Kodachrome
最近は海に行くことが多いですが、以前は山ばかり登っていました。
写真を始めるきっかけとなったのも山です。
ニコンFEとレンズ3本をザックに入れてあちこち出かけました。
この写真は富士山の次に高い南アルプス北岳から撮った写真です。
夜明け前、黒いシルエットだった富士山が、日の出が近づくにつれ赤くそまってゆく様を眺めながらシャッターを切りました。
Kodachrome
最近は海に行くことが多いですが、以前は山ばかり登っていました。
写真を始めるきっかけとなったのも山です。
ニコンFEとレンズ3本をザックに入れてあちこち出かけました。
この写真は富士山の次に高い南アルプス北岳から撮った写真です。
夜明け前、黒いシルエットだった富士山が、日の出が近づくにつれ赤くそまってゆく様を眺めながらシャッターを切りました。
夏山登山の季節です。海と違って山は登るのに一苦労です。
でも寒いくらいの朝に、澄んだ空気の中で、ご来光(日の出)を眺めていると、登った時の疲れも忘れてしまいます。
山行きには、高性能ズームレンズは重すぎます。この写真はシンプルに50mmレンズを使いました。私の場合、山では望遠もほとんど使いません。
50mmF1.4は画像もシャープで軽くていいレンズです。静寂な空気の中、FEの乾いたシャッター音だけが聞こえていました。
(北アルプス 蝶が岳より)
ニコンFE、Ai50mmF1.4S
ニコン85mmF1.4はポートレート用の明るいレンズである。
少し重いが今のズームレンズと比べるとさほど気にならない。
開放近くの描写は、焦点の合う範囲は狭いが、シャープである。
背景はにじむようにぼける。
写真を見ればわかるが、菖蒲の花が紫色ににじんで、前景の花を引き立てている。もう売却してしまったが、また欲しいレンズの一つだ。
中古市場でも5万円位で入手できる。
ただ、私はミノルタユーザーでもあり、引き継いだソニーで、αレンズの85mmF1.4が存在する。こちらのレンズはAFだし、プロも含め評価が高い名レンズである。どうせ買うならミノルタでという思いもある。ただ中古市場価格は8万円ほどする。これならもう少しでα-100が買えるではないか!
←ミノルタ85mmF1.4
バイクの話ばかり載せていて、カメラの話題がなかったのでここらで本題に戻す。バイクの話は要望があればまた書きたいと思う。
85mmF2.0は軽量コンパクトなレンズだ。ポートレートはもちろんだが、花などをアップでとらえ、背景を省略するのにちょうど良い。以前、85mmF1.4を所有したことがある。絞りを開放にすると、背景の識別ができないくらいぼける。ピントの合う範囲はわずかだが、被写体を美しく映すレンズだった。85mmF2はこうはいかない。開放でも背景がややうるさい感じがする。サンプルはモデル撮影会を参照されたい。
このレンズの魅力は標準レンズとほとんど変わらない大きさと、F値が2.0である点だ。F3にもよくマッチしている。
最新ズームでもF2.0はないと思う。それに外観が美しい。
早い時期に生産が中止され、市場にあまり出てないのではないか?
コレクションとしての価値は大いにあると思う。
天才アラーキー 写真ノ方法 著者:荒木 経惟 |
←藤井友美さんAi85mmF2Sで撮影
最近、撮る被写体は植物が多く、マクロレンズをよく使う。
ニコンは「マイクロ」レンズと呼んでいる。マニュアルのAiレンズで105mmF2.8と55mmF2.8を所有している。
使用頻度は圧倒的に105mmが多い。最近のAFレンズは等倍まで撮影可能だが、このレンズはアダプターを付けなければ等倍撮影ができない。なしだと1/2までだ。それでもこのレンズを購入したのは、外観が気に入ったからである。銅鏡は金属製で目盛りは微細に刻印してあり、光学機器というニュアンスが強く、手にするとずしりと重い。写りは非常にシャープである。このシャープさは良くも悪くも背景に特徴がある。余談だが撮影時に等倍まで使うことはなくアダプターも使ったことがない。
55mmF2.8の方は、手持撮影が可能なマイクロレンズだ。しかし接写するときは基本的には三脚を使うので、三脚の足がじゃまになってかえって被写体に近寄れないことがある。三脚無しの場面では狭いところでも使えて重宝する。普段の標準レンズとして常時、装着しても良いと思うが傷つくのが怖くて大切に保管してある。
Nikkor105mm(左画像)
他にミノルタのマクロ100mmF2.8も所有している。こちらはAFで等倍まで撮影可能である。画像はシャープでバックのぼけもすばらしく、背景の画像の輪郭がきれいににじんで主要被写体のバックを作ってくれる。ポートレートでも重宝する。外観もAFらしくて好きなレンズだ。 (下画像)
それぞれのレンズには特徴があり、どれを選択するかに正解はない。そのときの気分で撮影を楽しめば良いと思う。
花と山・撮影ワンポイント―四季折々を彩る「花と山」をセルフ・フォトで楽しむ 著者:坂井 道子,渋谷 健 |
ニコンがフイルムカメラ部門を縮小する事になりFM3Aの生産中止が決まる。
中古で購入しようと思ったが、程度の良いのは定価付近の値段であり、とても買えそうにない。機械式シャッターと電子シャッターの両立で、電池が切れたら機械式になるという。露出計が指針なのも見やすい。かってFEを使っていたのでその便利さはわかる。でも私には買えなかった。
それ以前発売のnewFM2はヤフーオークションでも手頃な値段で出品されており、比較的手に入れやすくい。運良くAF50mmF1.4付きが3万円台で購入できた。
ほとんど傷のない「良品」であったが、巻き戻しクランクのバネの効きが悪くブラブラしていたのでニコンサービスステーションにもってゆくと無料で直してくれ、点検も無料でしてくれた。ここら辺のアフターサービスは親切である。
使い勝手はほとんどマニュアル操作であるが、わかりやすい。フイルム巻き上げも手動であるが、これがまたいい。
デジカメはいろいろボタンが付いているが、このカメラは、シャッターと露出ダイアルだけ、あとは使用者の意図で決める。
電気を使わないシャッターで4000分1秒の早さが可能なシャッター音は短めで余韻もあまりない。物足りない感じもするが、高性能な機械音に聞こえる。
長所はコンパクトで丈夫なこと。以前使っていたFMは何度も登山に持って行き荒っぽく使っていたが、壊れたことなどなかった。
検討しだしたのは2ヶ月くらい前。
販売店のホームページやらヤフーオークションを見ていて、だいたいの相場を知る。
町の中古屋だと無傷で7万円以上する。ヤフーだと初めの頃は安かったが、徐々に一般相場近づいきて、新品同様だと10万円を超えてしまう。
私の予算だと、レンズが1本プラスで買える。
最近は過剰気味になっているのか、少し下降傾向だと思うが、もう少し我慢すれば、もっと安くなるかも...
そんな折、Tカメラのホームページに「良品」で無傷なのが出品されていて、5万円台後半。
思わず買ってしまったわけだ。ヤフーに出品すれば今までの経過から7万円はするだろう。
FM2も平凡だけどいいデザインのカメラだと思うが、このF3の黒光りするボディーと操作感覚はすばらしい。
これでマニュアルはFM2とで2台。レンズも単焦点のAiばかり6本。Aiレンズは金属製で質感がありF値が明るいのがいい。
10年ぶりにニコンF3を購入した。
FM2のブラックがほしくなり検討したが、同じブラックなら上位機種のF3がよく思えたからだ。
スイッチの入れ方さえ忘れていたが、重くてがっちりした作りと金属の手応えはFM2にはない重厚感がある。
以前使っていたのと違って傷一つ無い良品である。
これから、このブログでカメラやレンズの使用感などをレポートしてゆきたい。