横川中堂の紅葉
こちらは色づいています。
元三大師堂はまだまだ。
11/8、上の方が色づいてきてました。今は見頃でしょう。
11月8日、今年初めての紅葉を求めて、比叡山延暦寺の横川中堂(よかわちゅうどう)を訪れました。
朝一番に山の奥深くへ足を運ぶと、澄んだ空気に包まれ、山全体が放つ厳かな雰囲気に心を引き締められるような思いがしました。
この地が信仰の山であることを肌で感じられる瞬間です。
横川中堂周辺の紅葉は、見頃に近い「8分」といったところ。
鮮やかな赤や朱色が目を楽しませてくれました。
一方、奥まった場所にある元三大師堂(がんざんだいしどう)は、まだ紅葉が進んでおらず「2分」といった状態。
横川中堂と元三大師堂の間には微妙な紅葉の進み具合の違いがあります。
撮影時点ではまだ一部色づき始めのエリアもありましたが、この記事を読まれている今は、横川エリア全体が見頃を迎えているはずです。
横川中堂は比叡山延暦寺の三塔の一つで、平安時代から続く歴史ある伽藍です。
延暦寺全体は最澄(さいちょう)によって開かれた天台宗の総本山であり、日本仏教の中心的存在として栄えてきました。
横川中堂の本尊である「横川中堂阿弥陀如来像」は、訪れる人々に癒しと救済の心を与える存在として親しまれています。
紅葉とともに訪れると、ただの観光ではなく、深い歴史と宗教的背景に触れる特別な体験になりました。
秋の比叡山は、紅葉だけでなくその清らかな空気や静寂な環境も魅力の一つ。
日常から離れ、自然と歴史の中に身を置いてみるのはいい体験になります。
信仰の山で感じた心の安らぎは、これからの季節の思い出になりました。
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