昔の写真を整理していたら「京都 西芳寺の秋景色」の写真が出てきたので、
編集後、アップしました。2009年の作品です。
もうあれから13年も経ってしまいました。私の感性も少し変わったのを感じます。
当時の記事もそのまま転載しました。
カメラはSONYのα700。
京都 西芳寺は、世界遺産に登録されています。
拝観するには往復葉書による手続きが必要で拝観料は3000円です。
見学時間は約90分。
まず般若心経を唱えて貰い、写経します。
般若心経は、何度か写経したことがありますが20分くらいかかりました。
筆を持ち慣れていない人は、もっとかかったようです。
住職さんが途中で止めてもいいとおっしゃっていましたが、日本人ならそう簡単に途中で止められません。
皆さん、最後まで写しておられました。
それからやっと庭に出ることが出来ます。
でも考えてみれば、200名位の人が一度にあの庭に出たら混雑してしまいます。
広い庭ですが、通り道の石畳は1m位しか幅がありません。
それぞれの速度で写経した人が、良い間隔で見学できたようです。
この庭は禅僧の夢想疎石という人が造園されました。
禅僧が造った庭らしく、とらえどころのない庭で、何処をどう撮って良いのか難しかったです。
樹の配置も絶妙で、苔も素晴らしく、大変奥深い庭でした。
帰る頃には、雨が降り出しいっそう奥深さを増したように感じました。
最近、苔に興味があってあちこちのお寺の庭を回っています。
先日は建仁寺の潮音庭を訪ねました。
このお寺は坐禅会にも通っていたことがあり、庭は見慣れていますが、
苔を特に意識して見たことは無かったです。
改めて見てみるとハイゴケとスギゴケが主であることがわかりました。
どこのお寺もスギゴケがメインです。
写真も意識して苔の部分を強調して撮ってみました。
この夏、宮古島に旅行したときの夕景です。
モンブランというクルーズ船に乗船し、夕食後に港を出発。
伊良部大橋を目指して航行し、橋をくぐってからUターンしました。
帰り際に、夕日が沈みマジックアワーとなった海の風景です。
なんとも感動的な風景でした。
京都にある東寺を訪ねました。
桜でもない、紅葉でもない、蓮でもないこの頃、百日紅が咲いています。
夏に咲く数少ない花ですが、よくお寺で見かけます。
東寺の庭にも、数本咲いていて黒い塔に鮮やかなピンクがさえていました。