光のスクラップ

心の響いた風景を切り取っています。

京都 西来院(せいらいいん)を訪ねました。

2024年09月04日 | 文化・芸術

庭園 「蛾眉乗雲」

 

 

中庭 蘭の花が飾られています。

 

 

庭園 「九華青蓮」

 

 

 


「白龍図」

2024年9月4日、京都の建仁寺塔頭である西来院を訪れました。
今年の3月下旬から一般拝観が可能になったばかりです。

西来院の枯山水庭園は、中根庭園研究所によって作庭されたもので、足立美術館庭園の創設者である中根金作氏の孫にあたる方が手がけたそうです。
隣接する建仁寺の伝統的な庭園とは異なり、日本庭園の美しさを保ちながらも、現代的な感性が感じられるデザインです。

本堂の天井を彩る「白龍図」は、中国の著名なビジュアルアーティスト、陳漫(Chen Man)氏によって制作されました。
彼女の独自の視点が、伝統的な禅寺に新たな風を吹き込んでいます。

寺の入り口前には、ブルーボトルコーヒーが出展しており、ここで購入した飲み物を手に、お寺内を拝観することができます。
日本の伝統的な寺院でラテを楽しむことができる場所は、それほど多くはありません。

西来院は、日本古来の禅寺の静謐さと、現代的な斬新さが見事に融合した、魅力的な場所でした。

 

 

 

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