午前3時に起きるシニアたち

2024-09-13 08:25:00 | 日記
あるメディアによる「老人の日常生活」の紹介記事がありました。記事曰く「老人は10時消燈、3時起床。その後他の家族の迷惑にならないようイヤフォンでラジを6時まで聞く」「老人が10時に寝る理由は“老人は暇だから“」というものでした。日本は高齢者社会と言われ日本人の中心的な立場なはずなのに随分雑な扱いです。外国人が「日本人はメガネをかけ出っ歯」と雑に扱うのに似ています。
100歩譲って「シニアは10時に消燈」を認めたにせよその理由は単に「暇だから」ではありません。複雑な事情が絡んでいます。
シニアの睡眠事情
1.睡眠の質の低下
2.入眠障害
3.早期覚醒
4.日中の運動量の減少
簡単に言えば「加齢に伴い睡眠の質は低下し、更に寝付きが悪くなります。その為自然と床に入る時間が早くなります。早く寝れば早く目が覚めます。日中の運動不足は睡眠に悪影響を与えます。早く目が覚めれば早く眠たくなります。老人は慢性的に睡眠不足な状態です。
シニアの睡眠の問題点を4つ挙げますと
1.ストレスと不安
2.慢性疾患
3.薬の副作用
4.生活リズムの変化
シニアは健康と孤独感から不安やストレスを感じやすくなります。また加齢とともに慢性疾患に悩む人も増えていき痛みなどが睡眠の邪魔をします。また薬により睡眠に影響が出る場合も考えらます。退職による生活の変化が心身に大きな影響を及ぼします。
結論
1.生活習慣の見直し
2.適度の運動
3.ストレス管理
4.医療機関での相談
もう歳だからと諦めてはいけません。より良い老後を送るため、「お気楽人生を送る」ためできることは実行しましょう。