ぶらぶら日記

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音楽の話 (30)

2020-03-01 13:38:58 | 思い出
 五つの赤い風船は、関西フォーク系に属していた。関西フォークの源流は、ザ・フォーク・クルセダーズなのであるが、これは別の機会に書く。

 このころは数々のフォークデュオが登場していたが、女性のデュオもいくつか出てきた。シモンズもその一つ。デビュー曲の「恋人もいないのに」の作曲は風船の西岡たかしである。

 「ふり向かないで」はアリスの谷村新司、「おくれてきた少女」は杉田二郎、きたやまおさむ、「ひとつぶの涙」は瀬尾一三である。当時のフォーク界の大御所(といっても若い)が曲作りに携わっていることを考えると相当の期待がうかがえる。

 一般的には「チェルシー」のCMソングがわかりやすいかもしれない。私は女性のフォークデュオといえば、ベッツィ&クリスとシモンズを思い出すのである。


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