昨年、関東まめ組が来広した時うちの事務所でやっていた物件。
バタバタしててずっと紹介しそびれてました。
今更ですが、紹介いたします。
外観はこんな感じ!
南側は、あいにく道路と住宅。
プライバシーを守るため、窓は最小限にしかとっていません。
白い壁に、コンクリート打ち放し(杉板本実型枠仕上)の壁がアクセント。
打ち放しの壁は杉の型枠を使って、わざと木目を残すようにしています。
北側は、一段下がった所に公園という絶好の立地条件で、
視界を妨げるものはありません。
閉じた南面に反して、大きな窓をとりました。
高台にあるので、窓からの景色は最高!
さすが施主様がこだわって探した場所です。
施主様もこの家になって、TVでなく、窓の外の景色を楽しむことが
増えたとおっしゃっていました。
玄関まで続く打ち放しの壁の足元には・・・
玄関内部まで、連続して照明が埋め込まれています。
外部足元: 砂利敷混み部分
玄関内部足元: 砂利敷混み部分
なので、夜照明をつけると、玄関ドア横のガラスを界して・・・
内部まで光のラインが続いて見えます。
少し引くとこんな感じ・・・・
夕景全景です。
玄関入った正面には、木で乱張りされた壁があります。
木の長さや厚みの組合わせ基本パターンを決めるのに、
ここまで、夫と職人さんで1日かかりで決めました。
あとはこの繰り返し・・・と言っても、とっても手間がかかりますね。
職人さん、ゴメンナサイ!
手間ばかりで職人さんにはメッチャ嫌がられましたが、
(でも大変腕のいい職人さんでした)
出来上がりはとても綺麗で、施主様にも大変喜んでいただけました。
ある意味、この家の見せ場でしょうか?
茶の間~玄関を見る
この壁はずっと廊下奥の茶の間まで続き・・・・
玄関~茶の間を見る
左端にポツと小さく見えるのがドアの取手です。
そこには密かに、水廻りへのドアなんてものも隠れてたりします。
壁と同化させているので、初めての方は開け方を戸惑うようです。
リビングは、高さ4.6mの高天井。
ちなみに、リビングに南からの日差しを取り入れるための高窓は・・・・
冬の(低い)日差しだけを入れ、夏の(高い)日差しは遮るように計算されてるらしいッス。
私は完成した後で、担当してくれたパース屋さんに聞きました。
※注)パース屋さん:お客様がイメージしやすいよう完成予想図をみたいなものを描いてくれる方)
夫、ホントか?! 何かエラい建築家の先生みたいだぞ。
スゴイじゃん!
キッチンはオープンタイプ。
共働きでお忙しいお二人がご夫婦で一緒にキッチンに立てるよう
アイランドキッチンです。
キッチンの横には、ワンココーナーがあります。
ここにはチワワの家族5匹が住みます。
ちょうど秋で、公園の銀杏がきれいに見えました。
あまりにキレイなので、急遽、キッチンからも見えるよう、
天井まであった収納を腰までに変更しました。
入口にはお客様がご自身でペットフェンスを買って置かれるとのこと。
床は、掃除し易くワンコが滑りにくいというタイルを使用。(INAX)
収納もたっぷりとりました。
窓の下の引き違い窓を開けると、ワンコ達は庭に出れるようになっています。
お留守番の間、ワンコはここから庭に出たり、家に入ったり
思い思いに過ごすことが出来ます。
このワンコスペース、リビングからすぐに目が届く位置ながら
適度な距離を保ち、来客時にはちょい目線を(犬も人も)はずせそうでしょ?
この微妙な距離感は、犬を飼ってたからこそできた提案のような気がします。
我が家ならこれに足洗い場が欲しいところですが、チワワサイズなら
どこでも簡単に洗えるので、必要ないそうです。
愛犬の大きさや種類によってその飼い方は様々なんだなぁ~と実感。
大型犬ならまた違うのか?
勉強のため、次は大型犬の飼い主様、是非、当事務所にご依頼下さいませ(笑)
ヨロシクっす!(爆)
今までのところこんな感じなので、モダンなイメージを思うでしょう?
ところが・・・・
リビングには、こ~んなエレガントなシャンデリアやカーテンがついたりします。
普段の私を知ってる皆様からは 「汚いジーパンとスニーカーで
暴れ犬と走り廻るお前が“エレガント”を語るな 」
・・・と怒鳴られそうですが
・・・・・私、エレガントを表現してみました
「まさかあの人が?」って、想像もしなかったでしょ?!
実は、やればできるコなんですヨ・・・ワッハッハ
エレガントなバランス(前飾り)は奥様たってのご希望で
ご要望に答えるため、スワッグ(垂れの部分)の割合・縫製共
かなり気を使いましたが、綺麗に仕上がりました。
いつも黒子の私が打合せに参加したのも、実は、この奥様のエレガントの
ご要望があったから。
設計事務所上がりのダンナには、まったくの苦手分野でね。
ただただパキーーンとシャープな空間はダメみたいです。
どこかに少し柔らかな部分がないと。。。
まさにエレガントでありながら凛とした奥様のイメージか?
なので、この家には他にもところどころエレガントの要素が入っています。
寝室のカーテンもこんな感じ。
色はシックですが、エレガントなクラッック柄です。
水廻りのアクセサリーやカランもゴールドだったりします。
ただ基本イメージはあくまで白いシンプルな家をご希望されていたので
あまりエレガント色が強くならないよう気をつけました。
玄関ホール階段
間違うとチグハグになってしまうので、イメージのすれ違いがないよう、
何度も何度も打ち合わせして、擦り合わせさせていただきました。
和室
ご希望を聞く度、奥様にはいつも驚かされてましたが、
実際にセレクトしたものを見ると「ありだよナ!」と思う納得のセレクト
こちらも勉強させていただきました。
トイレもそんな奥様のこだわりのセレクト。
エッチング柄のボールとグースネックの水栓が、甘過ぎず、辛過ぎず
絶妙なセレクトです。
ご主人のご希望は
「(奥様のご希望を)なるべく叶えてやって下さい」ということだけ。
素敵!!なんて、奥様思い!!
もちろん、奥様とお好きなものが似てるということもあるのだろうけど。
終始、調整役に徹せられてました。
ご夫婦とも本当に素敵な方で、この家は、今までそんな贅沢もせず
一生懸命頑張ってこられたご自分達へのご褒美だそうです。
もともとは奥様の化学物質過敏症から始まった家作り
『安心して住める家』がもちろん一番のテーマですが、
空間、カーテン、家具・・・・
この家は、奥様の「スキ 」で構成されています。
(もちろん内装は、体に優しい建材ばかりを使用しましたヨ。)
お引き渡しの日 ------
明日からここで自分の「ダイスキ」に囲まれて暮らされるのだなと思うと、
正直、とってもうらやましく思いました。
でも、そんな夢作りのお手伝いをさせていただいたことを
心より幸せに思いました。
現場は戦いだったけど、改めてこの仕事が好きなんだ!とも実感
他の広島の大先生方とも話した上で、こんな夫婦二人だけの小さな設計事務所に
お任せいただいた施主様、本当にありがとうございました
木部カラーは、最終的にダークカラーに統一されています。
うちのおっちゃん、口下手で、一見頼りなさそうですが
妻同様、意外とやる男かも?!(笑)
小さい事務所ですが、“丁寧さ”と“誠意”だけはどこにも負けんかもね!
ご存知のとうりウサギ小屋の住人なゆえ、もちろん狭小住宅も得意デス!!
日本一、敷居の低い設計事務所を目指します!!
ご新築をお考えの、そこのアナタ・・・・
設計は是非、当シュリンプ設計事務所へ!!
もちろん・・・もれなく両先生の素敵コーディネートが付いて来ます。
最近、不景気でマジ仕事減って来てます。
私は、このところ外貨稼ぎの仕事ばかり。
もしマジご新築をお考えの方あれば、私に、再びあの大変だけど、
充実した時間を味合わせて下さいませナ
興味ある方は →コチラ
左(マーク)・中(写真)・右(訴え)の3つに分かれています。ご自由にお持ち帰り下さい。
バタバタしててずっと紹介しそびれてました。
今更ですが、紹介いたします。
外観はこんな感じ!
南側は、あいにく道路と住宅。
プライバシーを守るため、窓は最小限にしかとっていません。
白い壁に、コンクリート打ち放し(杉板本実型枠仕上)の壁がアクセント。
打ち放しの壁は杉の型枠を使って、わざと木目を残すようにしています。
北側は、一段下がった所に公園という絶好の立地条件で、
視界を妨げるものはありません。
閉じた南面に反して、大きな窓をとりました。
高台にあるので、窓からの景色は最高!
さすが施主様がこだわって探した場所です。
施主様もこの家になって、TVでなく、窓の外の景色を楽しむことが
増えたとおっしゃっていました。
玄関まで続く打ち放しの壁の足元には・・・
玄関内部まで、連続して照明が埋め込まれています。
外部足元: 砂利敷混み部分
玄関内部足元: 砂利敷混み部分
なので、夜照明をつけると、玄関ドア横のガラスを界して・・・
内部まで光のラインが続いて見えます。
少し引くとこんな感じ・・・・
夕景全景です。
玄関入った正面には、木で乱張りされた壁があります。
木の長さや厚みの組合わせ基本パターンを決めるのに、
ここまで、夫と職人さんで1日かかりで決めました。
あとはこの繰り返し・・・と言っても、とっても手間がかかりますね。
職人さん、ゴメンナサイ!
手間ばかりで職人さんにはメッチャ嫌がられましたが、
(でも大変腕のいい職人さんでした)
出来上がりはとても綺麗で、施主様にも大変喜んでいただけました。
ある意味、この家の見せ場でしょうか?
茶の間~玄関を見る
この壁はずっと廊下奥の茶の間まで続き・・・・
玄関~茶の間を見る
左端にポツと小さく見えるのがドアの取手です。
そこには密かに、水廻りへのドアなんてものも隠れてたりします。
壁と同化させているので、初めての方は開け方を戸惑うようです。
リビングは、高さ4.6mの高天井。
ちなみに、リビングに南からの日差しを取り入れるための高窓は・・・・
冬の(低い)日差しだけを入れ、夏の(高い)日差しは遮るように計算されてるらしいッス。
私は完成した後で、担当してくれたパース屋さんに聞きました。
※注)パース屋さん:お客様がイメージしやすいよう完成予想図をみたいなものを描いてくれる方)
夫、ホントか?! 何かエラい建築家の先生みたいだぞ。
スゴイじゃん!
キッチンはオープンタイプ。
共働きでお忙しいお二人がご夫婦で一緒にキッチンに立てるよう
アイランドキッチンです。
キッチンの横には、ワンココーナーがあります。
ここにはチワワの家族5匹が住みます。
ちょうど秋で、公園の銀杏がきれいに見えました。
あまりにキレイなので、急遽、キッチンからも見えるよう、
天井まであった収納を腰までに変更しました。
入口にはお客様がご自身でペットフェンスを買って置かれるとのこと。
床は、掃除し易くワンコが滑りにくいというタイルを使用。(INAX)
収納もたっぷりとりました。
窓の下の引き違い窓を開けると、ワンコ達は庭に出れるようになっています。
お留守番の間、ワンコはここから庭に出たり、家に入ったり
思い思いに過ごすことが出来ます。
このワンコスペース、リビングからすぐに目が届く位置ながら
適度な距離を保ち、来客時にはちょい目線を(犬も人も)はずせそうでしょ?
この微妙な距離感は、犬を飼ってたからこそできた提案のような気がします。
我が家ならこれに足洗い場が欲しいところですが、チワワサイズなら
どこでも簡単に洗えるので、必要ないそうです。
愛犬の大きさや種類によってその飼い方は様々なんだなぁ~と実感。
大型犬ならまた違うのか?
勉強のため、次は大型犬の飼い主様、是非、当事務所にご依頼下さいませ(笑)
ヨロシクっす!(爆)
今までのところこんな感じなので、モダンなイメージを思うでしょう?
ところが・・・・
リビングには、こ~んなエレガントなシャンデリアやカーテンがついたりします。
普段の私を知ってる皆様からは 「汚いジーパンとスニーカーで
暴れ犬と走り廻るお前が“エレガント”を語るな 」
・・・と怒鳴られそうですが
・・・・・私、エレガントを表現してみました
「まさかあの人が?」って、想像もしなかったでしょ?!
実は、やればできるコなんですヨ・・・ワッハッハ
エレガントなバランス(前飾り)は奥様たってのご希望で
ご要望に答えるため、スワッグ(垂れの部分)の割合・縫製共
かなり気を使いましたが、綺麗に仕上がりました。
いつも黒子の私が打合せに参加したのも、実は、この奥様のエレガントの
ご要望があったから。
設計事務所上がりのダンナには、まったくの苦手分野でね。
ただただパキーーンとシャープな空間はダメみたいです。
どこかに少し柔らかな部分がないと。。。
まさにエレガントでありながら凛とした奥様のイメージか?
なので、この家には他にもところどころエレガントの要素が入っています。
寝室のカーテンもこんな感じ。
色はシックですが、エレガントなクラッック柄です。
水廻りのアクセサリーやカランもゴールドだったりします。
ただ基本イメージはあくまで白いシンプルな家をご希望されていたので
あまりエレガント色が強くならないよう気をつけました。
玄関ホール階段
間違うとチグハグになってしまうので、イメージのすれ違いがないよう、
何度も何度も打ち合わせして、擦り合わせさせていただきました。
和室
ご希望を聞く度、奥様にはいつも驚かされてましたが、
実際にセレクトしたものを見ると「ありだよナ!」と思う納得のセレクト
こちらも勉強させていただきました。
トイレもそんな奥様のこだわりのセレクト。
エッチング柄のボールとグースネックの水栓が、甘過ぎず、辛過ぎず
絶妙なセレクトです。
ご主人のご希望は
「(奥様のご希望を)なるべく叶えてやって下さい」ということだけ。
素敵!!なんて、奥様思い!!
もちろん、奥様とお好きなものが似てるということもあるのだろうけど。
終始、調整役に徹せられてました。
ご夫婦とも本当に素敵な方で、この家は、今までそんな贅沢もせず
一生懸命頑張ってこられたご自分達へのご褒美だそうです。
もともとは奥様の化学物質過敏症から始まった家作り
『安心して住める家』がもちろん一番のテーマですが、
空間、カーテン、家具・・・・
この家は、奥様の「スキ 」で構成されています。
(もちろん内装は、体に優しい建材ばかりを使用しましたヨ。)
お引き渡しの日 ------
明日からここで自分の「ダイスキ」に囲まれて暮らされるのだなと思うと、
正直、とってもうらやましく思いました。
でも、そんな夢作りのお手伝いをさせていただいたことを
心より幸せに思いました。
現場は戦いだったけど、改めてこの仕事が好きなんだ!とも実感
他の広島の大先生方とも話した上で、こんな夫婦二人だけの小さな設計事務所に
お任せいただいた施主様、本当にありがとうございました
木部カラーは、最終的にダークカラーに統一されています。
うちのおっちゃん、口下手で、一見頼りなさそうですが
妻同様、意外とやる男かも?!(笑)
小さい事務所ですが、“丁寧さ”と“誠意”だけはどこにも負けんかもね!
ご存知のとうりウサギ小屋の住人なゆえ、もちろん狭小住宅も得意デス!!
日本一、敷居の低い設計事務所を目指します!!
ご新築をお考えの、そこのアナタ・・・・
設計は是非、当シュリンプ設計事務所へ!!
もちろん・・・もれなく両先生の素敵コーディネートが付いて来ます。
最近、不景気でマジ仕事減って来てます。
私は、このところ外貨稼ぎの仕事ばかり。
もしマジご新築をお考えの方あれば、私に、再びあの大変だけど、
充実した時間を味合わせて下さいませナ
興味ある方は →コチラ
左(マーク)・中(写真)・右(訴え)の3つに分かれています。ご自由にお持ち帰り下さい。