例えば、病院に通訳に行った時。
待ち時間に、申請者さんといろいろ話す。これは単なる雑談ではなく、本番の通訳をよりスムーズに行うために、いろいろ聞くのである。
どのような症状なのか、など。
で、長い待ち時間の後、やっと順番になって、申請者さんと一緒に診察室へ。
ドクター:「今日はどうなさいましたか?」
申請者:「・・・・・」
申請者さんはチラリとこちらを見て、手話で内緒話。
そう、聴者の世界でも「コソコソ話」があるように、手話の世界でもあるんや。
「さっき話したやろ。たいしから言ってくれればええやんか」
こういう場合の対応は、ケースバイケースである。
基本的には、わしら手話通訳者は「通訳」に行っているのであって、上記のケースで、ドクターに対して、
「患者の症状の説明」
をする立場の人間ではない。
ただ、申請者さんの状態にもよる。
高熱があって、ドクターの前に座っているのが精いっぱい・・・なんて状態の場合は、さきほど聞き取った症状の説明を日本語対応手話で、喋りながら手話を表して行い、ドクターに説明すると当時に申請者さんに確認をとる、という作業を行うこともある。
手話通訳者は基本をしっかり踏まえた上で、柔軟に対応すべし。
待ち時間に、申請者さんといろいろ話す。これは単なる雑談ではなく、本番の通訳をよりスムーズに行うために、いろいろ聞くのである。
どのような症状なのか、など。
で、長い待ち時間の後、やっと順番になって、申請者さんと一緒に診察室へ。
ドクター:「今日はどうなさいましたか?」
申請者:「・・・・・」
申請者さんはチラリとこちらを見て、手話で内緒話。
そう、聴者の世界でも「コソコソ話」があるように、手話の世界でもあるんや。
「さっき話したやろ。たいしから言ってくれればええやんか」
こういう場合の対応は、ケースバイケースである。
基本的には、わしら手話通訳者は「通訳」に行っているのであって、上記のケースで、ドクターに対して、
「患者の症状の説明」
をする立場の人間ではない。
ただ、申請者さんの状態にもよる。
高熱があって、ドクターの前に座っているのが精いっぱい・・・なんて状態の場合は、さきほど聞き取った症状の説明を日本語対応手話で、喋りながら手話を表して行い、ドクターに説明すると当時に申請者さんに確認をとる、という作業を行うこともある。
手話通訳者は基本をしっかり踏まえた上で、柔軟に対応すべし。