君だけの物語

山本ひろし著「君だけの物語」という本をご存知だろうか。
知らない方、ぜひ読んでください。
面白くてためになる、素晴らしい本です。

「今日は手話の話ちゃうん？」

いやいや。
大いに関連があるんや。

「君だけの物語」ストーリーをちょっと紹介。
つい３年ほど前までは小説などというものとは全く無縁で、まともま文書を書くことも怪しかった山本ひろしが、あることがきっかけでプロの物書きを目指すことを決意し、何度かの挫折を味わいながらも、ついに新人賞を受賞してプロ作家となる。

「なんや、ありがちな根性もの、サクセスストーリーやんか」

いやいや。
めっちゃ、おもろいで。
しかも、文章技術の習得方法が満載。
「これ読んだだけで文章技術が向上する」言うても、言いすぎちゃうで。


「で、手話の話は？」


統一試験では国語の問題も出るんや。
つまり、手話通訳者に文章力は必須の能力いうこと。
それに、技術を身につけ、向上させていくノウハウは、文章でも手話表現でも、共通することが多いで。


あとな、「君だけの物語」に登場する小説家の山本甲士さんは実在する、プロ小説家や。