父さん 母さん ごめんね

父さん これでよかったのかな 
母さん 何もできなくてごめんね

父のそばに 

2006-08-07 16:33:42 | Weblog
7月4日
早朝より 組長さんはじめ組のお手伝いの方々が集まってくださいました。
父の写真は 応接間に飾ってあったものを使うことにしました。
やさしい笑顔のなんともいえないいい顔です。
妹も私も「これがいい。」でした。
出来てきた写真もまたいい感じでした。

葬儀屋さんも早々に来て 祭壇からお花からおときのことから次から次へと決まっていきました。

午後4時 父と一緒に車に乗って斎場に向かいました。
運転してくださるのが近所の人だったそうで驚きました。
ここまで組の方がしてくださるとは思いませんでした。

お通夜まで時間がありました。
親戚の方たちも集まってきました。
私には30年以上会っていない人が多く泣く間はありませんでした。
母は異様にしっかりしていて、かえって心配でした。

妹夫婦も夫も息子たち孫も忙しそうでした。
私は 一人呑気そうでした。何なんだろう。
とにかく 自分でもそう思いました。
みんな大変そうなのに。
私 何か ボ-ッとしていたように思います。

お通夜は 滞りなく終わりました。
お導師さんと お坊さんお二人でした。
どなたも父が懇意にしていただいていた方でした。
いつも見送る立場だったのに。
どんな想いで聞いていたでしょう。

父の微笑んだ写真は好評でした。
背が高く ハンサムだったのですよ。
自慢の父だったのですよ。

淋しいお通夜になるであろうと思っていました。
両親がどれほどのお付き合いがあったか知りませんでしたから。
想像以上に来ていただけて・・・・・
父さん 良かったね。

部屋が狭かったので 父のそばに 母と妹家族が泊まりました。
その後朝5時 私たち家族と交代しました。
「おじいちゃんが寂しがるから。」と母は帰りませんでした。
その時 母は 私を誰かと間違え
母がどうかなってしまうのではないかと心配しました。

いつ降り出したかわかりませんが 夕べから雨が降っていました。