あまりに気持ちのいいお天気に誘われて、またまた中池見湿地に来てしまいました。
でも今日は湿地散策ではなく、中池見から天筒山(てづつやま)へ登ってみることにしました。
天筒山も名前は知っていたけど、来たことがありませんでした。
天筒山には、戦国時代朝倉氏の出城があり、朝倉氏を攻め込んだ織田信長、徳川家康、木下秀吉らとの攻防戦がありました。
途中には、郭とか堀切とか切岸とか…お城の遺構があるようです。
かあちゃんにはよくわからないのですが
こんな整備された道も多いです。
展望広場へ向かいます。
広場には展望台が。
螺旋階段を登っていった先からは壮大な景色が見渡せました。
中池見湿地です。
敦賀湾。
右手前には赤レンガ倉庫。
金ヶ崎緑地公園。
左奥には気比の松原。
小雪が遊んだ場所が全部一望できました~
こんないい所があったのかあ。知らなかったなあ
このまま尾根を行けば、金ヶ崎城址、金ヶ崎宮に行けるのね。
金ヶ崎の上は小雪と歩いたから、そのままずっと歩いて行ったら、中池見にも降りてきちゃった訳ね。
中池見湿地公園はペット入園禁止だけど、金ヶ崎からは来れたのかな?
頂上広場で、持ってきたおにぎりをほおばっていたら、蝶々がツツジの蜜を味わってひらひら舞っていました。
もうずいぶん長い間山へ登るということがなかったことに今頃気がつきました。
そういえば、ずーっと昔はこうして山に登って、お茶を飲んだりお弁当を食べたりしていたなあ。
低い山から高い山までいろいろ登ったけど、頂上でほっとする感覚を思い出しました。
“小雪と出会うまでには、かあちゃんが生きてきた何十年もの歴史があって、
小雪と暮らすようになってから、ほとんど小雪で埋め尽くされていたおよそ11年の歴史が加わりました。
茨城で生まれて敦賀で11年生きた小雪の歴史もできました。
この世での小雪とはお別れしたんだな。
これから先は、小雪は心の中にいて、かあちゃんのどんな歴史ができていくかなあ…。”
な~んて、ほんとに久しぶりに、何十年ぶりかに山の頂上に来て、なんとなくこんなことを考えました。
小雪が山へ導いてくれたのかなあと思います。
小雪には、いつもいろんなギフトをもらっています。ありがとう
手筒山公園案内図と展望台から見た敦賀湾の景色を見比べると、よくわかります
赤レンガ倉庫から見た金ケ埼宮、小雪ちゃんとボルトと行った気比神宮、
あの日のあの場所をこれからもきっと忘れません。
この世での小雪ちゃんとはお別れしたけど、
胸の中の小雪ちゃんはずっと生きています。
私もそう自分に言い聞かせています。
時々そう思えない時もあります
また山にお出かけしてねと、小雪ちゃんが言っているのかな
感動しました。
私は赤レンガ倉庫を見ると、あの時のボルト君を思い出して胸がキュッとなります。
ボルトママもあの日のことを覚えていてくれると聞いて、
小雪も嬉しくてニコニコ笑っています
みんな心の中で生きてますよね。
そう思いながら、私もふとフラッシュバックして
嘆き、号泣している時が多々あります
小雪からギフトをもらいながら、少しずつです
自然が豊かで羨ましいです
展望台からの眺めは素晴らしい
敦賀湾の海の青さが目に沁みます
小雪ちゃんのお散歩コースを眺めるのは本当に胸がキュンとなりますね
小雪ちゃんと過ごした11年の歴史は永遠ですね
こんなハイキングコースがあったのですね
敦賀に住むようになって20年なのですが、
あまり野山のハイキングに目がいかなかったんです。
小雪とも海中心だったなあ…。
小雪がいた季節を大事にしたいと思います
小雪ちゃんが遊んでた場所が目の前に繋がって広がってる~
写真を見て深呼吸できました。小雪ちゃんのおかげです
山道も展望台も整備されてて歴史も感じながらの山登り、北海道の山とは違います
小雪ちゃんがかあちゃんの顔を振り返りながら、山に連れて来てくれたのかなあ
小雪が遊んだ場所が全部写ってる写真だったので、
「わあ~」と思って、切り取って小雪コーナーの
骨壺ケースの後ろに飾っておいたのです。
そしてこの日、なんとなく初めて行った天筒山で
感動して自分が撮った写真を見て気づきました。
小雪コーナーの広報誌写真は全く同じ場所からの
写真でした…。
「ここだよ」って小雪が連れてきてくれたのかもしれないね