「ホウチャクソウ」わかりにくい山野草の花の代表!春の花の種類は豊富!
ホウチャクソウとアマドコロとナルコユリは、
どれがどれだか、わかりにくい花の代表です。
アマドコロとナルコユリは、茎を触ると、アマドコロは角張っていて、
ナルコユリは丸みがあります。
では、ホウチャクソウはどうか、触るのを忘れてしまいました。
茎を触ると、丸いようです。
ホウチャクソウは、アマドコロとナルコユリと、少し違うのは、
筒状の花の先が、少し開くのが大きく、風鈴のようになります。
花の咲く環境は、林の中の日当たりの少ない場所で、
みな同じ環境に、花色も周囲と同化してますから、
見逃すことが多いと思います。注意が必要ですね。
ホウチャクソウは、初夏に地味ですが、白から緑へのグラデーションの、
花をつけます。アマドコロとナルコユリと同じです。
ホウチャクソウと、アマドコロやナルコユリとの違いは、
花の咲き方です。ホウチャクソウが風鈴のように咲くので、
見分けが付きます。
ホウチャクソウの風鈴に見える姿が、寺院の軒先の四隅に、
吊り下げられた飾り、宝鐸(ほうちゃく、ほうたく)または風鐸(ふうたく)
とも言われる、姿に似ていることから、命名されたそうです。
- 別名
- 特色 毒草
- 科 イヌサフラン科
- 原産 日本固有種、中国
- 花期 5~6月
いかがでしたか?
ホウチャクソウは、全国で見られますが、
アマドコロやナルコユリと似てますから、
見分けるのが、難しいと思います。
ホウチャクソウの咲く時期でも、わかります。
アマドコロは3月終わり~5月初め、ホウチャクソウは4月~6月、
ナルコユリは6月~7月と地域差はありますが、咲く時期の判断です。
山菜として若芽が、食べられるアマドコロやナルコユリ。
若芽が似ているホウチャクソウは毒草です。
ホウチャクソウは、摘んだ時に独特の臭気を発します。
摘まない状態で、近くに寄っても匂いません。
摘んだ時の独特の臭気で、見分け方はわかると思います。
それでも、十分に注意してください。
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