こんな風に過ぎて、
めぐり合うのかも知れない。
© Kunio.Takeuchi
http://blog.goo.ne.jp/kt9292
帰り道、
明日への期待は大きい。
。。。と言い残した。
沖合の船は眼中にはない、
ひたすら五感に集中させている、
今は一人がいい。
この瞬間、
朝焼けの真ん中がたまらなく好きだ。
なにを求めて
探しているの、
さては
私と同じか。
たまには藤棚の花と
訪れた。
何故か今年の藤は
余裕な気持ち。
気が付けば、
もう足元にみんな咲きそろう、
いつもの道端。
帰り道の車窓、
行きに隠れた富士山が、
お見送り。
又逢いたい。
ようこそ、此処へ。
待ちきれず
もう暖かい始まりを告げていた。
同じ目をして
身軽で勇敢で臆病もの、
真剣に飛び立つものがいた。
今、汚れた冬が
急いで着替えなければ、
と時を急いでいた。
のぞき見たか、
暗闇から、
眩しい光を覗き見たか。
すこしずつ、
どっちつかずの暖かさ。
いまの自分に似ていた。
誰も入ることができない、
ただ光だけが叫んでいた。
© Kunio.Takeuchi ,
誰もいない海、
だが止まれぬ支配者がいた、
いずれ仲間に入るだろう自分がいた。
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