とね日記

理数系ネタ、パソコン、フランス語の話が中心。
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発売情報: 弦理論: ディビッド・マクマーホン

2018年11月11日 16時29分05秒 | 物理学、数学
弦理論:ディビッド・マクマーホン

内容:
わかりやすさで好評を博しているマグロウヒルの初学者向けシリーズ第3弾。本格学習への第一歩として弦理論一般の全体像を提供し、高度な専門書への橋渡しをする格好の書。ボソン的弦理論のみならず、フェルミオンも記述できる超弦理論にも多くのページを割いている。
2018年11月14日刊行、390ページ。

著者について:
ディビッド・マクマーホン
米国・サンディア国立研究所で物理学者および研究者として勤務。


ツイッターで話題になっているので、ブログ記事にしておこう。

弦理論(そして超弦理論)の日本語の教科書は数少ない。特に入門者向けだと樺沢宇紀先生が訳された「初級講座弦理論 基礎編、発展編:B.ツヴィーバッハ」が唯一の選択肢だと思う。(そもそも「弦理論、超弦理論って何?」という方は「大栗先生の超弦理論入門」や「神の数式 完全版」という記事をお読みいただきたい。)

しかし、今回「弦理論:ディビッド・マクマーホン」が発売されることで、もうひとつ選択肢が増えることになる。翻訳の品質が気になるが、僕もとりあえず1冊注文しておいた。

英語が流暢な方は、もちろん原書でお読みになるほうがよい。既刊の2冊とあわせて日本語版、英語版のAmazonへのリンクを掲載しておく。

相対性理論:ディビッド・マクマーホン
場の量子論:ディビッド・マクマーホン
弦理論:ディビッド・マクマーホン
  

Relativity Demystified: David McMahon
Quantum Field Theory Demystified: David McMahon」(Kindle Edition)
String Theory Demystified: David McMahon」(Kindle Edition)
  

David McMahonの著書: Amazonで検索

そして、McMahonのString Theory Demystifiedは、このリンクからPDFファイルがダウンロードできるようになっている。(この先生のサイト)


関連記事:

販売状況:日本語の超弦理論・M理論の教科書
https://blog.goo.ne.jp/ktonegaw/e/61e4dd2232d54cf4a5f3da1aeb83975a

発売情報:初級講座弦理論 基礎編、発展編:B.ツヴィーバッハ
https://blog.goo.ne.jp/ktonegaw/e/8acd8a8c69f88d687ccd0290421c6d86


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弦理論:ディビッド・マクマーホン


第1章 序論
第2章 古典的弦I:運動方程式
第3章 古典的弦II:対称性と世界面カレント
第4章 弦の量子化
第5章 共形場理論
第6章 BRST量子化
第7章 RNS超弦
第8章 コンパクト化とT-双対性
第9章 超弦理論の続き
第10章 超弦理論のまとめ
第11章 II型弦理論
第12章 ヘテロティック弦理論
第13章 D-ブレーン
第14章 ブラックホール
第15章 ホログラフィー原理とAdS/CFT対応
第16章 弦理論と宇宙論
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