今夜9時から放送です。お見逃しなく!
ただし主役は奥さんのほうで、岡潔先生ではありません。
予告編
YouTubeで再生
天才を育てた女房|読売テレビ
http://www.ytv.co.jp/tensai/
TVerで見れるようになりました!見逃した方はこちらからご覧ください。(2018年3月31日まで)
読売テレビ開局60年スペシャルドラマ 「天才を育てた女房」
https://tver.jp/episode/40625085
追記:3月31日以降はここで見れます。:
Pandra1 Pandra2 Pandra3 Pandra4
SPドラマ【天才を育てた女房】のキャストとあらすじ!
天海祐希、佐々木蔵之介が12年ぶりの夫婦に!
https://dorama9.com/2018/02/15/post-39656/
「天才を育てた女房」原作は?モデルの数学者・岡潔はどんな人?あらすじ・ロケ地情報も
https://nuevavista0.xyz/2018/02/20/post-9359/
【世界を驚かせた日本人】岡潔氏 三大問題を解決し世界を驚愕させた大数学者
http://www.zakzak.co.jp/society/domestic/news/20140619/dms1406190830002-n1.htm
【変人】孤高の数学者 岡潔の逸話がいろいろとすごい【天才】
https://matome.naver.jp/odai/2136066885874821801
松原さおり・インタビュー 父、岡潔の思い出『数学する人生』刊行記念
https://www.bookbang.jp/review/article/512310
岡潔文庫 - 奈良女子大学附属図書館
http://www.lib.nara-wu.ac.jp/oka/
岡 数学研究所 - 奈良女子大学
http://www.nara-wu.ac.jp/omi/index.html
数学者・岡潔の関連本: Amazonで検索
多変数複素関数論の本: Amazonで検索
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翌日に追記:
ドラマの中で岡潔先生が若き日の湯川秀樹と朝永振一郎に教えていたのは、「(1変数)複素関数論」で現代では大学2年か3年で学ぶ。当時は旧制の学校制度なので大学1年(19歳)くらい。1変数の複素関数論は1850年頃までに完成していた。日本は幕末である。
複素関数論入門
http://www.geil.co.jp/MULTIMEDIA/complex/complex.html
1変数複素関数論
多変数複素関数論
ドラマで岡潔先生が黒板に突然書き始めたのは「多変数複素関数論」だ。(ウィキペディアの記事)
参考資料:
岡潔の「多変数複素関数論」の概要に,独学で入門するPDF資料まとめ。解析接続や正則性の概念を多様体上で一般化
http://study-guide.hatenablog.jp/entry/2015/12/24/岡潔の「多変数複素関数論」の概要に、独学で入
不定域イデアルの理論と多変数代数関数論への路
評伝「岡潔」のための数学ノートI(未定稿):高瀬正仁
http://www2.tsuda.ac.jp/suukeiken/math/suugakushi/sympo08/08takase.pdf
複素解析学特論(多変数)PDF文書 - 東京大学
http://www.ms.u-tokyo.ac.jp/web/htdocs/publication/documents/saito-lectures
関連記事:
岡潔/多変数関数論の建設:大沢健夫
https://blog.goo.ne.jp/ktonegaw/e/e059394599194c8763006c8195df95a0
多変数関数論 (数学のかんどころ 21):若林功
https://blog.goo.ne.jp/ktonegaw/e/8b2760c0eb98a5edb6450d3e8dda53cf
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北円堂を知らない方が多いですね。
岡潔が後半生を暮らした奈良が小説の舞台です。
コメントをいただき、ありがとうございました。
「北円堂の秘密」や北円堂のことは知りませんでした。紹介していただき、ありがとうございます。
北円堂の秘密・その1(大町阿礼・作)
http://nara-fuhito.cocolog-nifty.com/blog/2017/06/post-729a.html
これのことですね。読ませていただきます。ドラマの告知記事を投稿した甲斐がありました。
大数学者としての岡潔という名前だけは知っておりましたが、業績や人柄などは全く知りませんでした。
番組を見る機会を失ってしまいましたが、リンクを貼って頂いた記事を拝見しました。そこで情緒について書かれていました。
事実の裏にある真実を知るのは情緒のなせる技だと、実は私も長らく信じております。なかでも科学の発見は情緒によるものだというのも、実体験に基づく信念です。
ある事柄を調べ、考え、答えが出ない時は、横から見たり、裏から見たり、組み合わせを変えたりします。ここまでは普通ですが、答えが見つからない時は、諦めずに徹底的に何度でも繰り返します。
どうにもならない時は、それを潜在意識の底に沈めます。具体的には無関係な他の事に頭だけでなく心を使うようにします。心を使うというのがミソです。音楽や文学、映画や美術館などで心を澄ませて時間を使う感じです。理屈の世界から感覚・感情・美的世界に移って、頭の違うところを使うと言うこともできます。
すると、突然答えが降って降りてきます。大きな問題解決としては、過去に3回経験しました。
つまり、私の場合は工学、材料工学ですが、実験が示す事実の裏にある真実の全貌がいきなり分かってしまう、といった経験です。
ですから、科学の問題のブレークスルーには情緒が必要だという意味で、科学的な問題解決には情緒が不可欠だと信じるに至ったわけです。
事業推進における問題解決についても、小さいが解決しないと前に進めないといった壁が立ちはだかった際にも、情緒が解決してくれた経験が複数回あります。例えば、ほぼ一週間毎日、早朝のチューリッヒの街並みを散歩していて、一日の活動を始める人々を眺めつつ、それぞれの人々の気持ちを想像して彼らの生活に思いを寄せていたとき、突然答えが降って降りてきたことがあります。
脳の活動の不思議というべきなのかも知れませんが、情緒を捨てたら発見は無いのだろうと思います。AIが感情を持つまでは、人を越えることは無いだろうとも言えます。
ドラマは見逃してしまったということですが、次のリンクから3月31日まで無料で見れますよ。
読売テレビ開局60年スペシャルドラマ 「天才を育てた女房」
https://tver.jp/episode/40625085
「ひらめき」というのは実に不思議な生体現象だと思います。
研究や問題解決に行き詰っているとき、ふとしたタイミングで突破口が見える瞬間です。
やすさんは、すでに3度経験されたようですが、科学的な解決というものは論理的な思考によることがほとんどですから、情緒や感性の働きが論理的な思考に結びつくことが不思議でなりません。
このドラマでは何度か岡潔に「ひらめき」が訪れるシーンがでてきますが、数学のように何段階ものステップで証明したり、計算を進める対象に「ひらめき」が解決のための確信につながることが、さらに不思議です。中学、高校の数学ならば「ぱっとひらめいて解決」というのはわかりますが、岡潔が取り組んだような長い手順を踏んで解決する問題については「本当?」と思ってしまいます。
論理や常識だけでは説明のつかないことが人間の脳には備わっているのですね。
ご紹介頂いたURLから番組を観ました。
最後のシーンで「生まれ変わっても結婚してな」の一言に思わずジーンと来ました。番組の演出もあるかも知れませんが、相手を無条件で信じる心と深い感謝の気持ちは現実の岡家にあったに違いないと思わずに居られません。
おかげ様で、良いものを観ました。
番組のほうもご覧になれて、よかったです。
「生まれ変わっても結婚してな」もジーンときましたし、その返しで「もぉ~、こりごりですよ!」と言われてしまった岡潔のリアクションも可愛かったですね。