
若尾文子、山岡比佐乃(いまは久乃だったような)、若くて綺麗ね。1962年!!
このころは多分、こういう団地に住んでるのがお洒落でステイタスだったと思われる。サザエさんのノリスケさん一家もお洒落な団地暮らしだし。平屋が主な家屋だったところに5階建てでも上のほうに住むというのは金持ちの証でしょう
この映画の舞台は団地の2K?か?6畳+6畳に備え付けの流し台、トイレと風呂もそこのドア、という間取り。
この部屋が舞台。アングルがぐるぐる廻っていろんな角度から撮影されている。一家4人が住むにはあまりに狭すぎる。
ちゃぶ台を取っ払って布団を敷いて寝るスタイルか?まあ、当のお父さんも「せまい!」と言ってたので一人暮らし用なのかな?そもそもは娘の愛人の作家先生が、娘を住まわせるために用意したものなのだが、ここへ一家が押し寄せた形らしい。
この一家が相当な悪党で(笑)一家総出でタピオカやで。でもそれを上回るのが・・・・というお話。
口調はタピオカではなくてとてもお上品。みなさんお上品。だ・け・ど・・・・
ここのお金事情を・・・平均の月の給料が17000円。
でもこの一家の月の生活費は60万くらいか?メロン、キャビア、がある。食べてる。・・・たしかバナナが高級品じゃなかった?それはもっと昔のお話?ステレオ、テレビ、ラジオ、ソファー、絵画、コーヒーサイフォン、・・・
見間違い?月に60マンっていったら今でも通用する金額・・・6マンの聞き間違いかな?
とにかく全員が横領していて、みんな悪い人。
たぶん一番そうでもない人が最後、ああなってると思う。
にしても、あれからどうなるの?少しもう少しヒントが欲しいところやね。
船越英二さんがどうも二枚目すぎる。私が認識した船越英二は、「熱中時代」の校長先生だもんね。若いころはこういうお顔立ちだったのね。
むかしの映画、おいおい観て行こうと思います。