松本清張『疑惑』1982

原作・脚色　松本清張

この富士山の、懐かしい

海辺を走る車、
いまはこんなの撮影の許可がおりないでしょ？


白く濁る日焼け止めオイル
これまた懐かしい～


昭和な部屋、ま取り調べ室なのだが


新聞記者になにかと息子が話題の（私の中で）
柄本明

若っかーー
息子たちよりは男前なんじゃないの？
なんであんなに人間離れした顔なの？息子たち
特にタケオ（役名）のほう・・・


主人公は前科4犯の主人公・鬼塚球磨子（おにづかくまこ）
通称・鬼クマ
桃井かおりだ

夫殺しの容疑者だ。

弁護士は岩下志麻

綺麗ねー、いまと変わらん

若い時、続々
重要な供述をする森田健作（でもその供述は怪しい）


検事の小林稔侍


球磨子の知り合い加賀丈史


歌舞伎町一番街

いまとどう変わってるのかな

でも舞台は北陸だ。
松本清張って山陰とか日本海側が好きよね。

姉さん、弁護士ですよね？
アネサンの貫録出てまつ

あなたみたいなエゴイストで自分に甘ってれてる人間って大っ嫌いなの


私だって、あなたみたいな女、嫌いよぉぉぉ

衝撃のシーーン
私はね、私の事好きよ、あんた自分の事好きだって言える？

ワイン、ドバドバドバドバドバ
長いねん、このワインのシーンが。
こっちがヒヤヒヤするわ。


あなたって、最低ね

と言われすごい早さでワインを顔にかけられる鬼クマ
うぷぷぷぷの桃井の顔がいいね


「またしくじったら弁護してあげるわよ」
颯爽と帰ってゆく姉御

この姉御も実は幸せってナニ？と模索中（だと思う）

なんか物悲しげ
そっかー、鬼クマもこんなだけど色々と可哀そうな部分もあるよねー・・・
鬼クマの幸せってなんだろうねーシミジミ・・・

電車内で喫煙オッケーの時代なんだなー

・・・と思わせといてのこの笑い
あんた、ちっとも懲りてないやんけ


さすが鬼クマ・・・

はーー面白い映画でした。
松本清張自身が脚色してるのね！
このころはまだ御存命。