Kumitsu式太極拳《室町武術文化を繋ぐ会》

すべての太極拳共通のシークレット・テクニック伝授の教室ブログ

”間”のはなしその2. 《堺市Hidenクミツ式太極拳PRO》

2018年11月26日 12時53分22秒 | 天地人
・当会、くみつ式太極拳の根本原理の一が"あいだ"という世界。

つまり、武術でいう、『間』『先』そして

人の感覚器官として重要手である『皮膚』なんです。

『間』は一般的な日常生活でも意識されています。

頭をぶつけたりしますよね、それも間という空間の誤認識でおきます。

武術、太極拳の”間”というのは、もう少し正確なものです。

本能的なものと言えます、つまり『間』を意識するのは、とかきましたが

それこそ意識です。意識が間を呼び覚ますというか、クローズアップさせるものです。

間という考え方、客観性より、「間合い」という武術の一要素が浮き上がってきます。


一般的に解りやすく言いますと、

料理で包丁を使ってニンジンや野菜を切る場合、包丁を扱う距離、間合いはだいたい決まっていますよね。

自分と包丁の間には、空間=扱いやすい距離、つまり客観性がありますね。

包丁を使って野菜を切ると言うのが、技を使っていると思えばいいのです。

その切るという技は1m先でも、お臍から10センチの距離でもないです。そんなことは日常あり得ません。

だから、武術の技を使うと言う『間』が大事なんです。

どうして、武術の場合、「間」を読み違えたりするんでしょうか?

それは、理由が2つあります。

一つは、”恐怖”が邪魔をする、つまり身体反応を鈍らせる、狂わせるから。

もうひとつは、”間”を認識するツール(指針を)持たないためです。

当会では、その指針は、新・基本アレンジクラス1.でお話ししてやっていただいていますので生徒さんならお分かりだと思います。


間というのは、空間であるし、距離なんです。

技が届くという未来形です。


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