折立教室だより   子育てのちょっとしたヒントになればうれしいです

公文式の教室を初めて23年になります。たくさんの小さな「できた!」と大きな「ワクワク」に囲まれて私も日々成長しています。

やってみせ、言って聞かせて、させてみて・・・・

2019-06-03 17:01:29 | 日常の生活から
やってみせ、言って聞かせて、させてみて、褒めてやらねば、人は動かじ」

有名な言葉なのでお聞きになったことがあるかもしれません。
シンプルですが、なるほど、と思います。
子育てにも、会社で部下を育てる場合にも通じる真理があります。

教室でも基本的にはこんな思いでお子様たちと接しています。
でも、これは「教室では全てを教えます。」という意味ではありません。
すべてを教えてもらわないと出来ない子は弱い。なかなか先には勧めません
。教室に来てくれている子全てが、自分で考え、新しい分野にチャレンジしていく子に育っていって欲しいと考えているので、きちんと読んだり、例題を見て考えたり、今まで習って来たことをつなげたり、ということを自分で出来るように「やってみせ、言って聞かせて、させてみて、褒めて」帰ってもらう、という流れになっています。
どの子も発達の完成途中にいます。困ったら相談に乗るけれど、基本的には自分で考えるお手伝いをしています。
おうちでもお子様が宿題で困ったら、ぜひこの言葉を思い出して接してみてください。

実はこの有名な言葉、まだ続きがあります。

「話し合い、耳を傾け、承認し、任せてやらねば、人は育たず。
 やっている、姿を感謝で見守って、信頼せねば、人は実らず。」
大人の人間関係でも使えそうな言葉ですね。