貯金があるって、ありがたい。銀行口座のことじゃありません。「学力の貯金」のことです。銀行口座だって残高がゼロだったら、ちょっと困ったなあ、とみんな思うのに、なぜ勉強の貯金が無くても、みんなそれほど気にしないのでしょうか。
勉強だって、「その日暮らし」じゃない方が良いのです。今学校でやっているところより先をやっていたら、きっと先生の説明や、その単元の意味するところが、ほかの人よりはるかにはっきり解るでしょう。
そして何より良いのは、勉強のわかり方を覚えられること。頑張って先に進んだ人は、「自分で自分を」出来るようにしてきた人です。もちろん教室では先生に助けてもらったりしますが、こうしたら出来るようになった、という体験をたくさん積んだ人。銀行口座のたとえ話でいうと、「お金の稼ぎ方を覚えた人」です。
そんな人は、たまたま今学校でやっているところが急にわからなくなっても、自分を出来るようにする方法を知っています。公文の先取りの価値は、実はこれなのではないかと思っています。
先に進めば進むほど、公文はあなたを助けてくれます。出来るだけ遠くまで行きましょう。学んだことは自分でつかんだことなので、学校でやった時に繋がる。そして、そこまで進んだ脚力が、他のこと(教科)をするとき、きっと役に立ちます。