折立教室だより   子育てのちょっとしたヒントになればうれしいです

公文式の教室を初めて23年になります。たくさんの小さな「できた!」と大きな「ワクワク」に囲まれて私も日々成長しています。

今年もありがとうございました

2021-12-25 11:30:17 | 日常の生活から

今年も一年、お子の学習に寄り添って下さり、ありがとうございました。教室までの送迎、宿題に向かうお子さまへのひとこと。暖かいご協力を、いつも感謝しております。

くもんの学習はどの子にとっても楽ではありません。よくできる子も、学校でやっていることの範囲にまだ追いついていない子も、その子の「ちょうど」をやっているのです。出来るようになった大人にとっては簡単に思える箇所も、まだ未完成の子どもにとってはとてつもなく高い山で、毎回がチャレンジです。

新しい山を乗り越えた体験は、学力だけでなく、「できなかったことも何度か繰り返したら出来た!」という素晴らしい経験値をくれます。でも、乗り越えた経験が少ない子の中には、やり切れるか不安な子もいます。おうちの方の「今は難しいかもしれないけど、○○ちゃんならこれもきっとできるよ。」のひとことがお子さまの心の向きを変えます。サボることを認めるのでなく、難しくて不安だ、という心に寄り添ってあげる。たまにはお手伝いしてあげても構わないと思います。
私の仕事は、山を乗り越える道案内をしてあげることで、子どもは自分で登ります。でも、どうしても辛そうな時は、あの手この手で一緒に乗り越える算段をします。大きい子でも、つらい時に私の隣の席でやると、全く質問もしないのにスムーズに進むことがあり、面白いなあ、と思います。

時間がかかった時、「何やってたのよ。」と言う代わりに、
「長いこと頑張れたんだねえ。」
と言ってあげてください。
それから、学習のことでお困りのことは遠慮なくお伝えくださいね。私の望みは、子どもが伸びることです。




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