モトログ ~ある診断士の終わりなき挑戦~

事例3の再現解答

今日は事例Ⅲの再現解答です。
事例Ⅲの問題はこちら。
http://www.tac-school.co.jp/sokuhou/chusho/0510/jirei3_q.pdf


【第1問(設問1)】
(問題)

家庭用エクステリア事業を強化するに当たって、C社の強みを50字以内で2つ。

(再現解答)

耐候性や耐腐食性に優れ、環境面に配慮した塗料の開発を行うなど、表面処理技術に定評を得ている点である。

家庭用自社ブランド製品の開発実績があり、すでにホームセンターへの直接販売を手掛けている点である。


【第1問(設問2)】
(問題)

標準品生産を条件とした場合の家庭用エクステリア製品の生産体制はどのように整備すればよいか。理由を含めて100字以内で。

(再現解答)
納期に余裕のある小物製品を手掛けられるため、第2工場での見込生産を行う。販売先との情報共有を行い、需要予測の精度を向上させることで、仕掛品の削減につなげることのできる生産体制を整備することが望ましい。


【第1問(設問3)】
(問題)

C社が海外からの部品調達を行う際の留意点を100字以内で。

(再現解答)
留意点は、①納期や品質基準を明確化し、顧客からの短納期要請やC社の製品品質水準に適応可能な部品メーカーの選定を行う、②輸送で不良が発生した場合の責任の所在を部品メーカーとの間でルール化する、ことである。


【第2問】
(問題)

工場と営業の工場改革の意識の違いを踏まえた工場改革のあり方を120字以内で。

(再現解答)
営業は機動性を、工場では生産面を重視するという意識の違いがある。よって工場改革は、納期に対する意識改革を前提に、IE手法で工程ごとの作業標準化を行い、受注ごとに標準リードタイムを設定することで、適正な納期管理と納期回答を実現することである。


【第3問】
(問題)

C社へのクレームは何が問題か、またその改善策を120字以内で。

(再現解答)
問題は、他社が据え付け工事を行った場合、やり直しのムダが発生している点である。改善策は、C社が据え付け工事を行う場合は現場の手直しで対応可能なことから、据え付け工事までをC社が一貫して行い、今後は工程全体を品質管理の対象としていくことである。


【第4問】
(問題)

特急品、納期変更、仕様変更など多様な要請がある営業活動の場において、インターネット活用で迅速に対応するために、どのような項目をどのように管理すればよいか120字以内で。

(再現解答)
日程計画や設計データを営業担当者のパソコンで管理する。①特急品や納期変更については、営業現場で納期回答・変更を行い、リアルタイムに工場へ送信、②仕様変更については、設計図面を設計業者やゼネコンと共有し、ネットワーク上のやりとりで工数を削減する。



事例Ⅲの「反省」と「気づき」は後日アップします。

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