モトログ ~ある診断士の終わりなき挑戦~

財務会計概要

まず財務会計で出題が予想される分野は下記のとおりである。

【最重要分野】
キャッシュフロー計算書の作成 経営分析
【重要分野】
原価計算の種類  損益分岐点分析 
【押さえ】
簿記一連の知識 配当と社外流出限度額の計算 投資評価と資本コスト

なんだか競馬の予想みたいになってきた。*そんなことはどうでもいいが。。。
講義を担当している有元先生の専門分野は管理会計である。
インターネットで検索したところ商業簿記関連の執筆もしているようだ。

前回、各科目に付き4問程度出題されるという予想をたてたが財務会計についても同じことが言えそうだ。
分野別に見ていくとキャッシュフロー計算書はまずはずせない。これについてはその仕組みと計算方法(直接法、間接法)を完璧にマスターしておかなければならない。
経営分析については代表的な公式を覚えておけば得点源になる。これらについてはかなりの確率での出題が予想されるため充分にマスターしておきたい。
原価計算については複雑な計算問題を出すと時間がかかるためその種類と概要をおさえておく程度でよいと思う。損益分岐点分析は一度考え方をマスターしてしまえば簡単である。
簿記一連の知識については仕訳や精算表の作成など3級程度の知識があれば十分なのでここでは触れないこととする。
配当と社外流出額の計算については練習問題などで確認しておきたい。
投資評価と資本コストについては実はファイナンスの中核をなす部分であり奥が深い。ただWEB研修では講師の専門分野ではなく計算は複雑で時間がかかるため、基本的な部分と理論について触れておきたい。

【今回とりあげなかった分野について】連結会計・・・簿記1級の出題範囲であり難度が高い。連結調整勘定や少数株主持分を求め連結財務諸表を作る問題を出したのでは時間的に他の設問にあたえる影響が大きすぎる。ここは経営法務とあわせて連結対象となる会社(連結基準)を覚えておく程度でよい。
税効果会計・・・とても経営指導員に求められる内容ではない。
資金繰表、資金運用表・・・資金計画の分野でキャッシュフロー計算書が出題されるならばこちらのウエイトは著しく低い。現に診断士試験ではキャッシュフロー計算書が出題されてからというもの、この2つからの出題はない。


次回は経営法務です。
なお上記に挙げた内容については9科目の概要説明が終わった後にひとつひとつ触れていきます。

 

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