【SCM(Supply Chain Management)とは】
取引先との間の受発注、資材の調達から在庫管理、製品の配送まで、事業活動の川上から川下までをコンピュータを使って総合的に管理します。
この流通段階における不要な在庫などを削減し、キャッシュフローの最大化を図ります。
【SCMの目的】
上記にも触れましたがSCMの究極の目的は「キャッシュフローの最大化」です。
事業活動の川上から川下までをコンピュータを使って総合的に管理することで
①サプライチェーン上における在庫の削減
②売上機会損失の排除が可能になりキャッシュフローが最大化するわけです。
【QR(Quick Responce)】
QRとは「商品の流通過程のムダを省き、消費者により安価な商品を提供すること」でSCMの前提になりました。
もともとQRとはアメリカの繊維業界において1984年頃から起こった運動です。
【ECR(Efficient Consumer Response)】
ECRとは「消費者への効率的な対応」と直訳できます。
これは「メーカー、卸、小売が協働するために統合化して低コストで消費者のニーズに適応していくもの」でありこちらもSCMの前提となっているものです。
アメリカでは1990年代にはいると加工食品業界で展開され。日本では、花王とジャスコが日用品雑貨で、菱食と相鉄ローゼンが加工食品でECRを開始しています。
SCMについての整理は以上です。
ここまで運営管理で「商業に関する分野」をとりあげてきました。
次回から「工業に関する分野」について整理します。
生産管理の基本から順を追って整理していきます。
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