【販売方法の分類】
①対面販売
販売員がショーケースなどをへだてて、顧客と相対面して販売する形態です。
高額品やブランド品、化粧品などの販売に向きます。
商品管理や商品説明がしやすい反面、顧客が自由に商品が選べない、人件費がかかるといったデメリットもあります。
②側面販売
販売員が顧客と同じ側に立って、説明販売を行う形態です。
衣料品やスポーツ用品、家具、電化製品などの販売に向きます。
対面販売より顧客は自由に買い物ができる反面、やはり人件費の問題は生じてしまいます。
③セルフサービス
顧客が自由に商品を選び、購入する形態です。
コンビニやスーパーでおなじみの販売方法です。
販売効率は最も良いのですが、商品を顧客自身がよく知っていることが前提となります。
【店舗構成】
ここでは店頭、外装、店頭閑地、付帯設備の4つに分けてそれぞれ説明していきます。
【店頭】
店頭とは店舗の前面ならびに店舗の入口を含めた部分を指します。
(開放度)
開放度とは間口に対する外気が店内に侵入できる割合を指します。
開放度が高いほど最寄品店に向き、逆に閉鎖的になると買回品店や専門品店に向きます。
(出入口)
最寄品店ほど多く、買回品店、専門品店、飲食店では少ないという特徴があります。
(ショーウインド)
商品を展示することにより、商品の魅力や店舗のイメージを訴求し、顧客を店内に誘導します。
【外装】
外装は店舗をアピールする機能や周辺との調和といった役割を持ちます。
(ファサード)
店舗正面の概観のことです。入口である店頭と、店頭の上部部分にあたるパラペットから構成されます。
(看板)
看板の種類には以下のようなものがあります。
①屋上看板
②袖看板・・・店舗から道路に突き出している看板です。
③パラペット看板・・・店頭の上部についている看板です。
④壁面看板
⑤置看板・・・歩道に置かれている看板です。
【店頭閑地】
フロントスペースとも呼ばれ、店頭の空き地のことをいいます。
店頭にゆとりをもたせると店格が向上します。また店頭閑地はワゴンセールの実施や駐車場・駐輪場としても活用されます。
【付帯設備】
①後方施設
事務室、倉庫、作業場、厨房などがあります。
②冷暖房設備
③防犯設備
④防災設備
次回は店舗レイアウトについて整理します。
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