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運営管理(商品予算計画 part3)

今回は値入高予算と仕入予算について整理します。

【値入高予算】
値入れとは仕入れた原価に対し、いくらの価格をつけるかということを意味します。

(売価値入率と原価値入率)
①売価値入率 =(値入額 / 売価)× 100%
②原価値入率 =(値入額 /仕入原価)× 100%

たとえば仕入原価100円の商品を120円で販売する場合、値入額は20円です。
上の式に当てはめると
売価値入率 = 20 / 120 × 100% = 16.7%
原価値入率 = 20 / 100 × 100% = 20. 0% になります。

(初回値入率と実現値入率)
①初回値入率 =(初回値入額 / 初回売価)× 100%
②実現値入率 =(実現値入額 / 実際売価)× 100%

初回値入率とは仕入時点での値入率、実現値入率とは販売時点での値入率のことです。

【仕入高予算】
仕入高予算の算出は、月初在庫高、月末(翌月の月初在庫高)、その月の売上高予算がわかれば算出ができます。
そして減価予算が設定してあればこれも考慮することになります。

当月仕入高予算=当月売上高予算 + 当月減価予算 + 月末予定在庫高 - 月初予定在庫高


ここでWEB研修ではほとんど取り上げていませんが、重要なところなのでインストアマーチャンダイジングについて整理しておきます。

【インストアマーチャンダイジング(ISM)とは】
『インストアマーチャンダイジング』ビジネス社 田島義博著によれば「インストアマーチャンダイジングとは、小売店頭で、市場の要求に合致した商品および商品構成を、最も効果的で効率的な方法によって、消費者に提示することにより、資本と労働の生産性を最大化しようとする活動を意味しており、小売店頭における「価値工学」である。」と定義されています。
ちょっと難しい表現ですがもう少し簡単に直しますと「小売店の売場で行う品揃えや陳列などの販売促進活動」のことです。

【インストアマーチャンダイジング(ISM)の視点】
ISMの狙いはずばり「非計画購買の促進による客単価の向上」です。
売上は「客数×客単価」で求められます。ここでISMで焦点になる客数とは入店客数ではなくて、買上客数になります。
つまり「来店客数や来店頻度を増加させ、購買商品単価や購入点数の向上を図ること」がインストアマーチャンダイジング(ISM)の視点であるといえます。
ここで客単価は
客単価 = 動線長 × 立寄率 × 視認率 ×買上率 ×買上個数 × 商品単価 で決まります。

【インストアマーチャンダイジング(ISM)の構成要素】
ISMはインストアプロモーションとスペース・マネジメントに分けられます。
①インストアプロモーション
エンド陳列やチラシ、特売、ノベルティなどの店内販促活動のこと
②スペースマネジメント
各商品カテゴリーにどれだけの売り場を割り当てるかというフロアレイアウトと、棚割り計画であるプラノグラムに分けられます。


以上でマーチャンダイジングに関する分野は終了です。
次回から商店街と商業集積について整理していきます。


 

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