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気密測定

2015年02月22日 | 省エネ住宅

昨日、奈良県東部山間地の宇陀市内の新築工事建物の気密測定をしてきました。測定には施主さんご夫婦も立ち合いされ緊張のスタート。以前別の工務店の現場でも施主さんが立ち会われたのですが数値がごくごく平均的な数値(C値2.5)で、説明に苦慮した苦い経験を持っています。そのことが思い出されて少し不安に・・・。
一通り測定の方法とその意義について説明し測定開始。奥様は外でスモークを焚く様子を見学。ご主人は室内側で見学。Y社のハイクラスシリーズサッシ。事前に説明した通り、掃き出し框からスモーク侵入。小窓からも侵入あり。でもそれぞれ大した量ではなく測定は無事終了。測定の結果、相当隙間面積C値は0.69でした。 ご主人は住宅を新築されるにあたり宇陀市の気候から高断熱・高気密住宅を優先されたとのこと。また、施工業者もそのことを基準にして決定されたとのでした。住宅を新築するにあたりデザインや設備だけを基準にするのではなく、このご夫婦のように住まいの快適性を暖冷房の効果にもとめる賢明な方が増えることをねがってきた者として嬉しい測定となりました。桜が咲くころ、新居に引っ越し予定だそうです。
春も、夏秋も、そして冬の季節も快適に過ごされることでしょう。


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