10月31日の月曜日、とある会社、とある部署の上司と部下の会話から
上司:「11月の4日に会議やろうと思てるねんけど」
アホな部下:「休むで。その日」
上司:「あ~(怒) 休暇届出してへんやろがぁ」
アホな部下:「工程表には書いてありますやんか!この時期、前日ならんと休めるか
判らんのに、休暇届けだけ、先に出せませんやんか!!」
上司:「しゃ~ないなぁ。で、なんで休むん?」
アホな部下:「内緒~」(わかってるくせに....)
という訳で、無事4連休を勝ち取り、灯台記念日一般公開巡り後半戦はスタート
しました。
11月2日は、別の会議を終えてダッシュで新大阪駅へ
最終の鹿児島中央行の新幹線に乗り込み、そのまま駅前のホテルへ。
翌日3日、朝一番でレンタカーを借り、一路宮崎県は「都井岬灯台へ」。
お天気は、下り気味ながらも、雨は降らなさそうな気配。
駐車場へ到着すると、うっすらと青空が見えました。
「灯台の神様(おるんかい?)からのプレゼントやな~」
やはり、青空が見えると、心ときめきます。
駐車場から見えた都井岬灯台です。
望遠で見てみると、万国旗で着飾っておられます。
一年で一度の晴れ姿ですなぁ。
駐車場から、緩い上り坂を少し登るとそこには、灯台が出迎えてくれました。
お~、うーみん、うみまるも出迎えてくれていました。
友の会の皆さんが、出店をされていましたが、とりあえず灯台へ
結構、来場されており、ひとまずは展望台へ。
やはり白い灯台には、青空が映えます。
落ち着いたところで、再度入口まで降りて、灯台内へ
まずは、恒例の初点プレートでございます。
さすが、参観灯台!!階段が広い。
さらに、もう一回、階段を登ると
まずは、水銀漕がお出迎えしてくれました。
目の前には、普段は登れない灯室への階段が。
そこを登ると。
3等大型レンズか、お出迎えしてくれました。
それも、遮光フード付き。
これだけ大きいフードは、ここだけではないでしょうか?
レンズとフードの全景です。
昼間、太陽の光が、電球や機器に直接当たり壊してしまうため
その保護のためのフードだそうです。
電球も見れました。
赤線が入った方が予備で、切れると自動的に切り替わります。
フレネルレンズの美しさよ。
芸術品です。
アップです。やはり、美しい....
エリザベスカーラーを付けたフレネルレンズも可愛いです。
フレネルレンズ、真正面です。
エリザベスカーラーのおかげで、光軸がしっかりと見れました。
恒例となりました、レンズの照らす海です。
それにしても大きいフードです。
もう一枚。
そのほか、宮崎海上保安部様の皆様の計らいで、旧事務室や通信機器室も
見せていただきましたが、レーダーの予備品が一式あるのは、ビックリでした。
約2時間半ほど、灯台とレンズを堪能し、海上保安友の会の出店で携帯クリーナー
を購入し、入口の灯台資料展示室へ。
灯台の歴史が紹介され、レンズ、回転装置などが展示されていました。
こちらでは、灯台ストラップやピンバッジを購入しました。
また、この日は無料だったのですが、記念に入場券も購入しました。
マニアを優しく迎えてくださった、保安部の皆様にお礼を言うと
「岬の駅で写真を展示していますから、ぜひ寄って行って下さい」
との、お言葉を頂き、帰りに寄ってみました。
車で数分の「岬の駅」へ
全国の灯台の写真が展示してあり、訪問したことのある灯台では
その思い出にふけり、訪問したことのない灯台の写真を
見れば、「いつかは....」と、興味深く見させていただきました。
この日は、そのまま宮崎に宿泊しましたが、夕方から本格的に雨が降り出し、翌日の
天気は、さらに悪くなる予報。
翌日は、離島の鞍埼をはじめとする宮崎県の灯台を訪問しようと予定していましたが
再訪(鞍埼灯台の定期点検日をお伺いしてから)を心に決めて、あきらめました。
まだ、天気が「まし」な熊本県へ向かう事としました。