海登り

海登り? なぜ、海に登る?
海の安全を守るため、登らなければ見れない灯台。
そんな灯台を巡っています。

北海道の灯台

2009年10月18日 | 日記・エッセイ・コラム

社員旅行で北海道へ行きました。

1泊2日でしたが、2日目は自由行動。

「これは、灯台に行かねば」 ということで、朝早くからレンタカーを借りて「海登り」してきました。

まずは、札幌市内から1時間ほどで到着の「石狩灯台」へ。

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北海道らしく、視認しやすい紅白の鉄製灯台です。

こちらは、初点プレートではなく、案内看板をどうぞ。

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次は、さらに1時間ほど走って、小樽市内の「日和山灯台」です。

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お隣の山の展望台から撮影しました。

近くまで行きましたが、門扉でさえぎられ、あまり近づくことは出来ません。

こちらも、近づけないので、案内看板を。

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この2つの灯台は、「灯台守」で有名な映画にも登場しました。

最後は、「チキウ岬灯台」です。

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ここも、近づくことは出来ません。

展望台からの景色です。地球は丸い!!

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この日は、比較的お天気に恵まれ、楽しめました。

出発午前6時半~空港到着午後3時半までの9時間で

走行距離359㎞でした。

(1日に軽四で、この距離。バカなヤツと笑ってください。)


航路標識測定船 つしま

2009年10月12日 | 日記・エッセイ・コラム

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天保山埠頭に海上保安庁の航路標識測定船「つしま」が寄航

しまして、一般公開が行われましたので、行ってきました。

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電気通信関係(特に無線系)の仕事をしているため、ついつい

こういう普段使っている無線系の測定器や機器にレンズが....

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もちろん、船内では灯台のペーパークラフトやデザイン灯台の写真展示が

ありました。

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岸壁では、沿岸灯台の写真展示がありました。

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公開中、大型客船「ぱしふぃっくびーなす」が入港。

さすが、大きい!!


高知県 土佐沖ノ島灯台

2009年10月04日 | 旅行記

第2回目は、高知県に移り、またまた離島です。

こういう、まとまった時間がないと、離島の灯台の訪問は難しいです。

では、お世話になった船のご紹介から。 高知県宿毛市営の連絡船「すくも」です。

この船で1時間30分、1日2便なので、行って帰って1日お仕舞いです。Photo_10

港に到着寸前の「すくも」から見えた土佐沖ノ島灯台。

こんな、山の上にあります。今日も、「海登り」です。

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港から、約1時間徒歩登山です。

途中、短い藪もありますが、前回の日振島に続いて、立派な道です。

帰り道でしたが、狸や青大将(蛇)に遭遇しました。

狸のときは、ビックリしました。思わず一人で叫びましたよ~!!

ちなみに階段が無いので、オフロードバイクだったら、横付け可能ですよ(笑)

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唯一、「海登り」の途中で、灯台に遭遇できた場所です。

ほんと、あんなに大きいのに陸からは、ここからしか見えませんでした。

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登ること1時間で到着です。

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あれ??なにか変わってる!!

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そうですよね。点検台(?)の部分が楕円形ですね。

多分ですが、昔停電したときに電池で小さく灯る「副灯」が設置されていた名残かも

知れません。

少し形が違いますが、瀬戸内岡山県の離島、六島灯台や石川県の猿山岬灯台に

その名残があります。これらのご紹介は、また別の機会に。

お約束(?)となりました、初点プレートです。

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初点プレートです。

戦前から、海の安全を願って灯り続けています。

帰りの船では、たまたまだとは思うのですが、乗船券を売りに来られる

老夫婦の方が、着岸寸前まで来られず、一人あせってしまいました。

「島時間」ってありますね~。結局あせらなくても間に合います(笑)

都会生まれ、育ちのの小生にとっては、うらやましい~!!


愛媛県 日振島灯台

2009年10月04日 | 旅行記

日振島への定期船 「あけぼの」(この日は特別運行)

いつもは、「あさかぜ」という船で、運行されています。Photo_5

遅めの夏休みと勤続●○周年の特別休暇を利用して、四国南岸の灯台を周ってきました。

第1回目は、愛媛の離島「日振島」にあります、日振島灯台です。

宇和島港から約1時間の船旅です。

この日は、島の中学校の運動会で、いつもと船が違うらしいです。

昭和33年に初点灯の比較的、新しい灯台です。

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ちなみに、この灯台へは、港から「海登り」約40分です。

ここが、スタート地点。フェンスの扉から先は山道です。

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こんな山道を登ります。

昔は「灯台守」さんがおられたため、比較的「道」らしく整備されています。

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登ること、30分。緑のトンネルを抜けると、灯台に逢えます。Photo_8

これが、「初点プレート」です。灯台の表札って感じですかな?

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船の便数が少ない(1日3便)ので、行って帰って半日かかります。

港で帰りの船を待っている間、島民のおじいさんと色々話をさせて頂きました。

「灯台は昭和24年6月のデラ台風で106人の犠牲者が出たから建ててもらった。

点いてからは、事故は無くなった。灯台のおかげだ」

「(灯台への)あの道、蛇が良くでたろう?」と降りてきてから教えてもらいました(笑)

のんびりとした、時間がゆっくり流れている、良い島、良い灯台でした。