海登り

海登り? なぜ、海に登る?
海の安全を守るため、登らなければ見れない灯台。
そんな灯台を巡っています。

男木島灯台 一般公開に行ってきました。

2012年02月04日 | 旅行記

平成24年の1月中旬、とある会社で

バカ社員:「裏部長!!(部長より仕事に長ける女性社員)、30日休んでええか~?」

裏部長:「ど~せ、30日やったら、まだ締日やないし伝票まだやし、良いですよ」

バカ社員:「やった~!!うどん県に行ってくるわ~」

裏部長:「また、灯台行くんでしょ?」

バカ社員:「当たり前やんか~6年ぶりに中を公開されんねん!うんたら......」

裏部長の顔に書いてあった言葉:「........こいつ、ホンマのアホや」

てな事がありましたが、翌日休みをゲットして、かつ「じゃらんポイント」を

使って贅沢にも、安く前泊を決めていざ、「うどん県」へ~

途中、「鍋島灯台と夕日」と考え寄り道しましたが、残念ながら雲は厚く

夕日は拝めませんでした。

前泊は、高松市内のビジネスホテルに入り、晩御飯はもちろん

「讃岐うどん定食(親子丼)」で、大変おいしゅうございました。

翌日は6時に起床、近くのコンビニにて朝御飯+昼御飯を購入し、荷物を

整え、いざ港へ!!

乗船券を購入し、とりあえず船に向かうと、灯台ファンの先輩とお会いし

一緒に乗船、船内では、これまた灯台ファンのご家族とお会いしました。

お世話になったフェリー「めおん2」

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船が着くと、一目散に灯台へ。

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まだ、公開時間ではありませんので、ウロウロと。

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ウロウロと。水仙と男木島灯台。

横の建物は、灯台資料館です。

以前訪れた時は、平日であり中を見ることが来ませんでしたので

今回は、訪問いたしました。

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色々な資料が展示してあります。

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現在の灯器と同じものですが、更新された昔のものです。

そんなこんなで、色々と楽しんでいると、ふと外が騒がしくなりました。

ウォークラリーの方々が、お見えになられました。

えっ??

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いや~、こんなに、たくさん参加されていたのですね。

2時間ほど、見学の方の列が続きました。

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この間、海岸から仕事中の灯器の写真を撮ったり、先に昼御飯を

食べたりと、まったりと時間を過ごしました。

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そして、

ウオーキングの方が落ち着いてから、灯台ファンの時間です。

いつもは固く閉まっている扉が開らかれています。興奮します。

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まずは、お約束の初点プレートです。

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玄関ですね。

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1階も、石造りで重厚な佇まいです。

さすが、明治期の灯台。

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内部、石造りの階段でございます。

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石階段の最上部です。

さすが、昔の職人の仕事です。

仕上げが、たいへん美しいです。

ちなみに、ロープは手すりがないため、保守用のもの(?)だそうです。

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重厚な石階段を登ると、まず、2階部分で梯子がお目見え。

天井の造作も素晴らしいものです。

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梯子を上ると、さらに梯子があり3階になります。

この上が、灯器のある灯室です。

今回の公開は、狭くて回転しているため灯室へは入れません。

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窓の造作も、凝っています。

これは、後で改装されているようですが。

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3階から、灯室を望みます。

こちらの天井の造作も素晴らしいものです。

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やはり、灯器との逢瀬の瞬間は、ドキドキします。

灯室への梯子は、3段目までは登れました。

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これが、3段目からの目一杯の灯器です。

光りの拡散を防止するための「羽」もついています。

なるほど、灯室は狭いですなぁ。

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しかしながら、無塗装の石造り灯台を堪能させて頂きました。

高松海上保安部の皆様、貴重な話も聞かせていただき

ありがとうございました。

歴史的価値は非常に高いものです。

こちらの灯台、映画やドラマに幾度も、出演されておりますし。

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おまけ。

今回は、残念ながら灯室へは入れませんでしたので

資料館の「模擬灯室」に入りました(笑)

灯台ファン先輩のお父さんに、撮影していただきました。

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(画像の一部を、見苦しくないように加工してあります。)

皆様、この顔が灯台に現れても、怖がらずにやさしく接して

やって下さい。

ただの灯台好き中年オジサンで、決して怖くありませんから。

あと、

アホな上司を持った部下のみんな~、笑ってください。

今月19日は三重県に、その翌週は静岡に行くけど許してね~。

(あっ裏部長に、お土産買うの忘れた~。もう休めないかも...)


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