ここからの残り5試合が本戦です。
先ずは山崎秀晃君の登場。約1年振りの試合ですが、表情を見ると余裕タップリ。
これならいつも通り安心して見ていられそうです。
相手は田中智弘選手(成蹊館伏見道場)。中々の強豪です。
65kg契約 3分×2R
普段は離れた状態から一気に間合いをつめての蹴り・パンチで相手を仕留めるのが得意な山崎君。
しかし、今回のリングは少し狭く、いつもの様に動き回る戦いが出来ないと判断したのか、接近戦で一気に決める作戦に出ました。首相撲から膝の連打で1回目のダウンを奪います。
再開後も容赦なく攻め続ける山崎君は、膝の連打でコーナーに追い詰め、そこからパンチのラッシュで2回目のダウンを奪います。最後は膝のラッシュで相手選手の動きが止まったところでレフリーが割って入り、見事復帰戦を1R・TKO勝利で飾りました。
その時その時の状況に合わせて、より良い戦い方を判断し実戦できるのも山崎君の強みです。
しかし、来月から東京に行く事になっている山崎君は、これが京賀塾でのラストファイト。
今年中にもプロになるつもりでの上京です。数年後には、誰もが知っている選手になってくれる事を期待しています。
続いては石井宏和君。ここ数年は、右コブシを痛め満足にパンチを打てない状況が続きましたが、今回は痛みもなくなり、試合前から絶好調な様子。
相手は船越浩貴選手(ストライキング)
60kg契約 3分×2R
1R、ゴングと同時にラッシュをかける石井君。相手も何とか前蹴りで止めようとしますが、そんな事もお構いなしに前へ前へ出てパンチを打ち込む石井君。
後ろに下がる相手に尚も攻撃の手をゆるめず、最後はパンチから右のハイキックが見事に決まり、KO勝利。
パンチでも蹴りでも一撃で相手を倒す事が出きるのが石井君の強みです。
最後に登場は、蔦英之君。
キックを始めて1年とチョットですが、元プロボクサーですのでパンチは上手い。おまけに高校時代はレスリングでインターハイに出場しただけあって腰は相当強い選手です。
60kg契約 3分×2R
相手は土井トマ信雄選手(成蹊館)。蹴りが強く、勢いのある選手です。
1R目、蔦君は山崎・石井の両名がKO勝利した事により、自分もKO勝ちを意識したのか、パンチが大振りで力み過ぎです。
1Rは前にプレッシャーをかけ続けパンチを何発かクリーンヒットさせますが、単発に終わり後が続きません。
しかし、2Rに入ると持ち前のスタミナを生かしてドンドン相手選手にプレッシャーをかけて、コーナーに追い込む場面が多くなってきます。最後はコーナーに追い詰めたところで、少し大振りの左フックを相手選手の顎に決め、見事KO勝利。
今回は、本戦に出場した3選手全員がKO勝利という見事な内容でした。
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