規則や規律など約束事を決めるって言うのは難しい。
どんな事を始めるにしても一番最初に約束事を決めると思います。
でも、一度決めた約束事が後に緩くなる事はまずありません。
どんなに考えて決めても、必ず守らない人が出てきて、
約束事はどんどん厳しくなる一方です。
でも、この厳しくする時に悩むことがあります。
というのも、
厳しくするという事は守らない人に対しての罰則規定が増えるんじゃなく
真面目に守っている人に対し、不利益を被る機会を増やしているだけだからです。
各自が常識ある行動をとってくれるのであれば
本来それほど厳しくする必要はないのですが、
必ずルーズな人、常識のない人、悪意があってわざと守らない人が
何人か出てきます。
そうするとこの少数の人の為に今までより厳しくしなければならなくなります。
厳しくすると何人かは約束事を守るようになります。
本人が理解して守るようになったのかはわからないが確かに減ります。
でもそれでも守らない人は守りません。
そうすると更に厳しくしなければならなくなります。
こうやってどんどん規則や規律など約束事が厳しくなります。
元々真面目に守ってくれていた人達というのは
厳しくなった約束事でも真面目に守ろうとしてくれます。
この人達には厳しくする必要などなかったのに。
そしてやむを得ない事情があって約束事を守れなくなった時も
この人達は真面目に償おうとします。
約束事が厳しくならなければルール違反にならなかった事でも。
逆に、どんなに厳しくしても約束事を守れない人達は、
約束を破ったら償おうとせず逃げる事を考えます。
まあ、最終的には逃げ通します。
こう言う事が続くと約束事を決める必要ってあるの?って考えてしまいます。
真面目な人ほど損をするっていうのもおかしな話です。
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