吉村京花☆歌う門には福来る

Jazz, Bossa Nova, Sambaを愛するシンガー、吉村京花のブログです。

東京倶楽部ライブレポート

2007年12月19日 | Weblog
きのう18日は水道橋の東京倶楽部で
フォッサマグナのライブでした。

東京倶楽部は音環境もバツグンで、
お店の雰囲気もとっても好きです。
忘年会シーズンにもかかわらず
たくさんのお客様、ご来場ありがとうございました~~!
感謝!感謝!

季節柄もありクリスマス・ソング・メドレーも~りもり。

楽しすぎて、幸せすぎて、ど~しよ~!

パーカッションのマーヤさんと、
ベース小高さん&ピアノWakaP~さんとは初顔合わせ。
ドラムスでなく、あえてパーカッションとの組み合わせにしてみたら
さすが!
みなさんすばらしい。
こちらの意図をしっかり読んでもらえている。

パーカッションの最大の特徴は、埋め尽くさず隙間をつくるところ。
その、「間」を生かす演奏をしてくれている。

WakaP~さんは、どの角度にも幅広く対応できるうえ、
小さくまとまらず常に研究を怠らない
大尊敬するミュージシャンですが
今回は特に、彼が今までさまざまな場面で試行錯誤してきた音を
究極に絞り込んで投げかけてくれたように感じました。
変化しつづけるってすごいことだよね。

小高さんのベースは本当にいつも心地よい。
安定感はいわずもがな。
360度どこから揺さぶりかけられても
瞬時に反応する。
一見、主張していないようでいて
明確なメッセージを発信している。
「歌」というものを本当に理解してるベーシスト。
ヴォーカリストの皆さんから引く手あまたなのも当然ですね。
いつも一緒に演奏してくださって
ありがとうなのよ!

パーカッションのマーヤさん。
彼女は、貴和子さんとの偶然の出会いから
フォッサマグナ世界にす~っと吸い込まれるように入ってきて
何だか「同志」の感覚を強くもってしまう。
同類?
本当に違和感なく、フォッサマグナ世界にいる。
まわりからのインスピレーションを
やさしく音にして返してくれる。

彼女の人柄からもわかるけれど、
とてもあたたかくて、自然体で、細やかさがさりげない。

メンバー全員の個性が、お互いを刺激しあい
そこから生まれてくる瞬間芸!
同じこと2度とできないよ。
2度とない、今、この瞬間を満喫しあえる同志で
つくったステージ。

下りてくるものに対して感性を開いていれば
とても楽にいられる。
自分が思っている以上のパワーが引き出される。
ライブって、もちろんいろいろな準備は大切だけど、
本番のその瞬間は、すべて忘れてやるのがいい。
身体に染み込んだものがにじみ出ていくとき、
自分の中での予定調和を打ち砕く。
「音楽の地殻変動を起こせ~」
それが、フォッサマグナのコンセプト。

昨夜はフォッサマグナらしさ全開のステージだった。
コメント
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