吉村京花☆歌う門には福来る

Jazz, Bossa Nova, Sambaを愛するシンガー、吉村京花のブログです。

何も言えねえ

2008年09月07日 | 音楽雑記
きのう6日はブラジル一色な一日。

代々木公園で開かれているブラジル・フェスタ。
毎年、存在は知りつつも、日程が合わなかったけど
今年は空いていたのでのぞいてみた。

わ~すごい人、人、人!

食べ物やさんやブラジル関係グッズを売っている模擬店が
いっぱ~い並んでる~~~。

まずは、生ビールとリングイッサで
ウハウハ。

でも人気のお店にはとっても長い列ができている。
う~ん、並んで待つの苦手なのだ。
ねらいのシュハスコは大人気で、
並ぶ気も萎えるような長蛇の列だったのであきらめ
いろいろ見て回る。


その間に、そこらへんでバテリア隊が
太鼓たたきながら行進を始める。
それについていく人たち。

歩道橋に駆け上って上からながめちゃいました。

ポン・デ・ケージョやコッシーニャ(鶏肉のコロッケ)
パステウ(パイ皮の包み揚げ)
などを物色して、お土産用にゲット。

カシャーサの瓶、発見!
大好きな"Velho Barreiro"だ~!
しかも安い!
なんと、1本1600円。
すかさずゲットいたしました。
これだけでも来た甲斐あり。

ほんとはライブがねらいだったんだけど
野外で音が散ってるし、ものすごい人の数で
落ち着いて聞ける状況になかったので
途中で帰りました。

一旦帰宅して、子どもたちにお土産を食べさせ
夕飯代わりに。

そいで夜は本日のメイン!
ブルーノートにJoyce聴きに行きました。

も~、かっこよすぎ。
何も言えねえ~。

Bossa Nova誕生50周年記念という趣旨で
Bossa Novaの超スタンダードから隠れた名曲まで
とりあげて演奏してくれました。

今回は、ゲストなし。
前回行ったときはRoberto Menescalさんが
いらしたが
正直言って、今回の方が数倍よい!

Joyce節炸裂!
もう、これ踊るしかないよね~
踊らずにいられるほうが不思議。

でも、ブルーノートはそういう雰囲気じゃないのよね。
以前、知人が踊ろうとして席を立ったら
スタッフに制止された話を聞いてたので
大々的に踊るのは控えて、
座ったまま地味に身体を揺らしておりましたが
体内はもう、波が渦巻く大海のようになっておりました。

超速サンバでも、ぜんぜんせわしない感じがなく
ゆったりと、大きく揺れるのです。
もう、気持ちいい~。

夫君でDrummerのTutti Moreno氏のつむぎだすリズムは
繊細かつおおらか。
身体の芯から浄化されていく感じ。
あまりの気持ちよさに昇天しそうな・・・。

音楽ってほんと、カタルシスだよな~って
理屈抜きに気持ちいいことって
身体にもいいよね。

感動に包まれて帰路についたのでした。
コメント
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