吉村京花☆歌う門には福来る

Jazz, Bossa Nova, Sambaを愛するシンガー、吉村京花のブログです。

Zincライブ ありがとうございました

2010年10月11日 | 音楽雑記
昨日10日の浅草Zincライブ
無事終了いたしました。

お越しいただいた皆様、ありがとうございました!

相方の貴和子さんの生徒さん率が高く
みなさんに飛び入りで歌っていただきました。

ステージで歌うのは、レッスンとまた違い
よい体験になります。
ぜひ、どんどんチャレンジしていただきたいです。

今回のライブはオリジナル曲はすでにみなさんご存じだったので
スタンダードものを中心に演奏しました。

しかし、フォッサマグナはただフツーに演奏ってことはまずないです。

ほかでは絶対聞けないような演奏になってしまいます。
曲に耳を澄ますと、曲が自然とどう歌えばよいか導いてくれます。
貴和子さんのピアノもすばらしく研ぎ澄まされ
特にリクエストいただいた
アントニオ・カルロス・ジョビンのWaveは
圧巻でした!

自分たちで言うのも自画自賛めいて何ですが
あんなピアノが弾けるのは貴和子さんしかいません。
だれかのマネではなく、湧き上がるインスピレーションを
瞬時に音に変換していく・・・

その感性に触れて、私も化学変化を起こし
まるでそこに初めから音があったかのように
まさに波のように自然にイメージがあふれました。

きのうは録音しなかったですが、
あの瞬間の魔力は、もう~たまらんかったです。

ヴォーカリストは体が楽器ですが
その楽器の性能をよく保って、さらに磨くことが大切です。
音楽は、特にジャズやブラジル音楽の生演奏は
作り事の通用しない世界です。
小手先で演奏するのはその曲に対して失礼にあたります。

肉体的にも精神的にも自分自身を磨き高めておくことが
よい演奏の条件になります。

ステージでは存在そのものがすべて出るからです。

日常の中で、音楽の修行だけでなく
人間としての在り方も考える今日この頃です。

ライブのたびに、よい勉強をさせていただいてます。
音楽の神様 ありがとう!
コメント
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