吉村京花☆歌う門には福来る

Jazz, Bossa Nova, Sambaを愛するシンガー、吉村京花のブログです。

フォッサマグナ、そしてサンバ、まつり、まつりの週末

2013年10月01日 | ライブ情報
先週末は濃いイベントがたてつづけでした。

まず9月27日(金)は東京倶楽部本郷店での
「秋のフォッサマグナまつり」
新岡誠(B) 金井塚秀洋(Dr)という
すばらしいご両名をゲストをお迎えしての、楽しい一夜。
まさにおまつり気分でした。

お越しくださったお客様ありがとうございました。

ふだんフォッサマグナの2人で演奏している曲も
一味ちがって、さらに厚みと深みをまして
ゴージャスに変身!

二人ヴァージョンのオリジナル曲を聴いて知っている
常連のお客様も
「すごいかっこよかった」
とご満足いただけたようでした。
すてきなお二人の懐の深さと確かな技術のなせる業ですね。

お店近くの職場のグループで、以前から気になっていたと
その日初めてお越しくださったお客様も
ジャズだけにこだわらない私たちの選曲や演奏スタイルがツボにはまったご様子で
「すごく楽しかった。今日、来てよかった!
生演奏は本当にいいですね~!」
と大喜びしてくださいました。
そういう反応をいただけるとは、演奏者冥利につきます。
これをきっかけに、生演奏の場に足を運んでくださる方が
一人でも増えていくと、うれしいです!

新岡さん、金井塚さんのお二人とはまたぜひ競演させていただきたいです。

お客様からのご要望が高まれば、ぜひまた実現させますので
お声をお寄せくださいませ!!

そして29日(日)はなんと、人生初のサンバパレードに歌で参加しました!
私はサンバの魅力にはまってライブではガンガン歌っていますが
パレードに参加したことはなかったのです。
というのは通常パレードはエスコーラ(学校という意味)と呼ばれるチームに
所属したメンバーが集まって、イベントやコンテストのときに行うものなんですね。
私はどこのエスコーラにも所属していません。
所属して年中練習という時間をつくれないという事情がありまして。。。
といっても、ほかの皆様だって、それぞれ生活があり
同じといえば同じでしょうが・・・・
同じサンバにかかわるのでもどこに重点を置くかによって
かかわり方も変わってくるんですね。

私は今まではライブでお客様が踊ってくれるような演奏をすることで喜びを感じていたんです。

今回は友人のいっちーさんにお声掛けいただき
いっちーさんが主宰するガランチードというチームで
湖北サンバフェスティバルというイベントに出演するというので
合流させていただきました。
初の体験、とてもいい勉強になりました。

ダンサーさん打楽器隊など総勢100名以上
その大音量を相手に歌手2人とカヴァッコと呼ばれるブラジルの弦楽器(ウクレレに形が似ている)
でメロディを一手に引き受けるわけです。
しかも1本40分くらいのパレードを2本。
休憩はさんで約2時間にわたる練り歩きです。

ものすごいエナジーが必要ですね。
ガランチードのスタイル自体、みんなで楽しんじゃいましょう!
というなごやかな雰囲気に助けられて
私も楽しみながら、お初なのにピリピリすることもなく
(ゆるすぎでしょ?って感じもあります)
終始、楽しませていただきました。


何しろこの湖北サンバカーニバルは今年で10年目。
地元の商店会や消防団など、ボランティアの皆さんが
手作りで盛り上げている町おこしイベント。
駅を降りた時から、楽器を持って集合場所に向う集団を見かけた街の人が
「あ、サンバの人たちじゃない?」とささやいているのが聞こえます。
街を上げて待ち望んでいた熱気を感じました。

集合場所にたどり着くまでの一本道には出店がずらり!
しかも、よそからやってきた屋台ではなく
地元のお店がふだん出しているメニューを供している風情。
気になる気になる・・・・

その気持ちをぐっとおさえて、まずは集合場所の公共施設へ。
ミーティング後にメイクやらを仕込みをして
カヴァッコ担当のたかちゃんと一緒に、
いったんお昼がてら、出店の方へ。

メンバーたちさっそくビールで乾杯。
そりゃいくしかないでしょ!
フランス料理屋さんの出しているメニューがめちゃおいしそう。
ハチノス(牛の胃袋)のトマト煮込みとか
スペイン風オムレツとか本格的メニューがお手頃価格で出てるんです。
思わず買い込んで、そこいらで立ち飲み食べ。
お隣の焼き鳥もめちゃおいしくて
ビールが進む、進む。

ひとしきり盛り上がってから
スタンバイ時間は厳守、と戻って着替えてスタートポイントに集合
いよいよパレードの始まりです。

ビールも入って適度に力が抜けた状態で臨みました。
屋外だと、音が拡散して打楽器隊の音も遅れて聞こえてきたりと
調整は少し難しいけれど、
まずはいっちーさんの指揮と体内のグルーブ感を頼りに
だんだん調子をつかんでいった感じ。
最初の15分くらいは手探りでした。
音が出せるのがイベント開始時しかないのでしかたなしですね。

パレードが進むにつれて沿道のみなさんが声援を送ってくれたり、
笑顔で一緒に体をゆすって乗ってくれている様子がどんどん目に入ってきます。
年々人出も多くなっているのだそう。

小さなお子さんから、お年寄りまで
みんなが笑顔になっている様子を見ると
本当にうれしくなってしまいます。
打ち上げも主催者の皆様が心をこめて用意してくださったお料理を堪能しました!
ホントに初参加にして恵まれた環境に大感謝です。

湖北のみなさんの心意気を感じた一日でした。

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コメント
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