吉村京花☆歌う門には福来る

Jazz, Bossa Nova, Sambaを愛するシンガー、吉村京花のブログです。

初ライブ、ありがとうございました!

2015年01月13日 | ライブ情報


きのう、1月12日は、本年初のライブ。
大塚のエスペト・ブラジルさんにて、
サンバ、ボサノヴァ に特化したライブでした。

たくさんのお客様、そしてステキな演奏でセッション参加もしてくださった皆様
いつも温かい空気感をつくってくださる
エスペト・ブラジルのママさん
ありがとうございました!

大橋さんはホルンでオリジナル曲を披露。とってもさわやかなメロディで癒されます。
続いてイパネマの娘で沙羅さんも飛び入りで歌ってくれました。


大木さんの弾き語り。ロマンティックでステキ~。


メンバーは
吉村京花(Vo.)
加々美皓太(G,Vo.)
飯島ゆかり(Per)

の3名。



とにかく大切にしているのは、
サンバのグルーブ。
(ボサノヴァはその子孫という感じなので、
まずはサンバのグルーブがなければボサノヴァにならない)

波のように心地よい揺れのあるサンバという音楽。
その「波」に惹かれて、サンバの演奏にトライしはじめました。
取り組んでみると、やはり一朝一夕で手におえるような代物ではないことがわかり

(そりゃそうだ。遠い地球の反対側の先人たちが長い歴史の中ではぐくんだ文化だもの)

何度も挫折しそうになりながらも、その魅力からは離れがたく
気がつくと、やっぱり歌っている。

サンバは「音楽が言葉でできている」ことを強く感じさせる音楽です。

ポルトガル語をブラジル育ちの先生に習い
音の抑揚、緩急を身に着けるべく、日夜練習に励み・・・(ってそれほど真面目にやってないだろ!)

でも、最近、サンバ独特のグルーブ感を感じる瞬間が増えてきたと思うのです。

この3人のメンバーはそこを神髄として追及しているので、
同じ方向を向いた者同士とても安心して気持ちよく歌えました。

音から繰り出される波に身を任せ
終始、自然体でいられたライブとなりました。

よけいなブロックのかかっていない状態になると
音楽そのもののもつパワーが引き出されて、
さらにさらにスパイラル状に高みに上りつめる感覚でした。

ふと思い出しましたが、これ
大尊敬するブラジルの歌手レニ・アンドラージさまから直に聞いた言葉だな~。
以前、彼女の来日コンサートのあと、
ロビーにあいさつに出てくれた(こういうところもブラジル人らしい)彼女と
音楽仲間とともに握手とサインを求めに行ったとき
「私たちはブラジル音楽を愛するミュージシャンだ」と言ったら
一番端っこにいた私の手を握り
「音楽はすばらしいのよ。演奏すればするほど、高みに上っていくの」
と心を込めて話してくれて、それに感動してすっかりサインをもらい忘れた・・・


おこがましいかもしれませんが、彼女が言っていることを少しだけ垣間見たような。

これからも感謝の気持ちを忘れずに
音楽そのものの魅力を皆さんと一緒に楽しんでいきたいと思います。

このメンバーでの次回ライブは4月17日(金)です。
一緒に高みに上り詰める体験をしに
ぜひ、お運びくださいませ。

4月17日(金)19:30~ 2回ステージ 
チャージ:1500円
出演:吉村京花(Vo.)加々美皓太(G,Vo.)飯島ゆかり(Per)
場所:エスペト・ブラジル
   豊島区南大塚3-29-5 光生ビルB1    
TEL:03-5979-4433    
http://www.espetobrasil.jp/
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