くら蔵 食の経営者ブログ 瑞穂町・奥多摩町

当店人気の惣菜、唐揚げGP金賞受賞唐揚げレシピなど、ごはん作りの役に立つ情報や弁当惣菜店の経営などをお伝えします。

奥多摩町日原 - 石灰の里から観光の名所へ

2024年06月27日 22時32分07秒 | 唐揚げ

こんにちは!東京でも大自然豊かな奥多摩町で美味しい弁当を作っています佐藤と申します。

今日は東京都の最西端、奥多摩町の日原についてお話しします。緑豊かな山々に囲まれたこの地域、実は「石灰」で有名なんです。一緒に日原の歴史を紐解いていきましょう!

実は私の生まれ故郷でもあります。

~江戸時代 - 炭焼きと林業の里

日原は昔、豊かな森林を活かした林業が盛んでした。日原の木材が江戸の発展を支えていたと思うと、何だかロマンを感じませんか?

~明治時代 - 近代化の波

明治時代に入ると、日原にも少しずつ変化の波が押し寄せます。1894年に青梅街道が開通して、山奥の村も少しずつ外の世界とつながるようになりました。私は1974年生まれですが、それでも下界(笑)とかけ離れた地であったと思います。。

~ 奥多摩工業の誕生 - 石灰産業の発展

ここで、日原の歴史に大きな転機が訪れます。1944年、奥多摩工業株式会社が設立(前身の会社はあったようです)されたんです。

奥多摩工業は、地域に豊富に存在する石灰岩を活用した企業です。主に生石灰や消石灰などの製品を製造しています。これらの製品は、建設業や製紙業、水処理など、実に様々な分野で使用されているんです。

石灰産業の発展は、日原の経済に大きな影響を与えました。新たな雇用を生み出し、地域の活性化に貢献したんですね。

私の父親も奥多摩工業に勤めておりました。日原奥地の採石場で働いていましたよ。

~ 観光地としての発展

1960年代には、日原鍾乳洞が一般公開されて大きな話題に。「東京に鍾乳洞がある」と、多くの人が驚きました。これをきっかけに、日原は観光地としても注目されるようになりました。

実は、この鍾乳洞の形成と奥多摩工業の石灰産業は深い関係があるんです。どちらも地域の豊富な石灰岩が基になっているんですよ。自然の造形美と産業が、こんな形でつながっているなんて面白いですね。しかも壮大な景色がすごいんです。

~現在の日原 - 自然と産業の共存

今の日原は、豊かな自然と石灰産業が共存する独特な場所になっています。週末はハイキングや釣りを楽しむ人でにぎわう一方で、平日は奥多摩工業で石灰製品が作られています。

奥多摩工業は、環境に配慮した製造プロセスを導入するなど、自然豊かな地域との共生を大切にしています。

~さいごに

日原の歴史を振り返ってみると、自然の恵みを活かしながら、時代とともに変化してきた様子がよく分かります。林業から、石灰産業の中心地、そして観光名所へ。日原の変遷は、日本の山村の歴史そのものを物語っているような気がしませんか?

みなさんも機会があれば、ぜひ日原を訪れてみてください。鍾乳洞を探検したり、渓流でマイナスイオンを浴びたり、石灰工場を外から眺めたり...。きっと新しい発見があるはずです。日原で、歴史と自然と産業が織りなす不思議な世界を体験してみませんか?

めちゃくちゃロマン感じますよ。

 

奥多摩の台所 https://okutamanodaidokoro.com/


2024第15回唐揚げグランプリ その1

2024年03月05日 20時43分00秒 | 唐揚げ
皆様こんにちは。
独立して18年!
東京都の西部、米軍横田基地真隣の西多摩郡瑞穂町と、東京とは思えないくらい大自然豊かな奥多摩町で、2023年唐揚げグランプリ金賞受賞の究極の塩麹唐揚げを目玉に、こだわりの手作り弁当と惣菜のお店、唐揚げ専門キッチンカー、東京都西多摩エリアを中心にケータリング事業を展開している佐藤と申します。

今日はチャレンジし続けて来た唐揚げグランプリについてです!



私唐揚げ大好きなんですよ!
焼き鳥ももちろん大好き。
けど唐揚げ愛も止まらない。
唐揚げグイッと食べてからの、ビールゴキュゴキュ!!って至福の時がたまらないです。

そんな私が最高に美味い唐揚げを作ろうと思ったのが2014年くらいですから、もう10年くらい前ですね。
当時よく行ってた近所のこだわりのスーパーさんで販売してた塩唐揚げが絶妙に美味しくて、この味をなんとか作りたい!
と思い始めまして。

そんなわけで試行錯誤しながらようやく今の味に辿り着きました。

名付けて
『究極の塩麹唐揚げ』
です!

絶妙な塩加減と、奥深い味わい。
これを看板としてさらに日々試行錯誤しながら販売して来ました。

主なこだわりは5つ。
・福生市の石川酒造の塩麹を使用
 ※最初は唐揚げで使いたいからたくさ
作って欲しいとの流れで作ってもらったんです!今ではネットなどでも販売しています。
まろやかな塩味が絶妙なんです。



石川酒造直営、JR拝島駅前のアンテナショップ「たまてばこ」さん

・瑞穂町の近藤ファームで栽培していただいている、小生姜!この唐揚げの為だけに生産していただいています!爽やかな辛みと風味が唐揚げによく合います。



・隠し味にあきる野のキッコーゴ醤油を!
コクのある味わいが素晴らしいです!



・仕込みから提供まで3日かかります!
よく味を染み込ませ、最高の唐揚げになりますよ!



・揚げ時間と温度!そして粉にもこだわっており、重くならない様に2種類の配合した粉を使っています!



そんなわけで自分史上最高に美味しい唐揚げを揚げまくっているわけです!
現在では、くら蔵瑞穂店とキッチンカー、そして奥多摩の台所で販売しております!

そして何度かのチャレンジの末、ようやく去年
2023第14回唐揚げグランプリ塩ダレ部門で、『金賞』を受賞することが出来ました!

各店舗で揚げまくっていますので、ぜひ食べに来てテンションアゲてくださいねっ!

15回グランプリの様子は次回からご報告します!

お読みいただきありがとうございました^_^


株式会社くら蔵

奥多摩の台所



2024第15回唐揚げグランプリ決勝審査会!

2024年03月05日 19時22分00秒 | 唐揚げ
皆様こんにちは。
独立して18年!
東京都の西部、米軍横田基地真隣の西多摩郡瑞穂町と、東京とは思えないくらい大自然豊かな奥多摩町で、2023年唐揚げグランプリ金賞受賞の究極の塩麹唐揚げを目玉に、こだわりの手作り弁当と惣菜のお店、唐揚げ専門キッチンカー、東京都西多摩エリアを中心にケータリング事業を展開している佐藤と申します。

3/2(土)に行ってきました!
2024年第15回唐揚げグランプリ決勝審査会!




いやぁ去年にまして今年も緊張しました笑笑。
この決勝戦は、ネット投票で勝ち上がったお店が進める戦いでして、言わばくら蔵(奥多摩の台所)のファンの方々のおかげでコマを進めることが出来た非常に嬉しい場なのです!
みんなの期待を背に一年間の集大成を披露する場でもあります!
なので気合い入りまくり!

決勝審査会では、各社持ち時間があり、自慢の唐揚げを揚げて、揚げたてを審査会場に運び、プレゼンしながら皆様に召し上がって頂く。そんな流れです。
今回私は丁度真ん中。
1時間半くらいあったでしょうか。
ドキドキしながらプレゼンの内容をおさらいし、揚げからの流れを何度もシュミレーションし待つ事1時間とちょっと。。。

呼ばれました!
いよいよです!

調理会場は全国の猛者が集い、調理をしています。


それまでは緊張していたのですが、調理となると身体が勝手にいつもの戦闘モードへ!


実は前掛けがポイントなんです!
多分料理人あるあるじゃないかなぁ。
これをすると一気に身が引き締まって、スイッチ入るんですよ!
逆に忘れたりしちゃった日には、不安に襲われて、そら大変ですよっ笑笑。


あ、この前掛けいいでしょー。世界のカネクhttp://www.kaneku-wasabi.co.jp/
さんの工場長から頂いちゃいました!

そんなわけで調理開始!





油がキレイすぎる。。。
いつもは鶏の出汁がたっぷり出た鶏油を混ぜているので、こんなにキレイな色ではないので、ちょっと戸惑い気味。
いつも通り揚がるかな。。

良かった!
無事に揚げ終わって審査会場へ!
実はちょっと悩んでいることがあって。。
ウチの塩唐揚げ、麹を使っているので焦げやすいんですよね。それが悩み。
去年よりは改良して良くなったと思うんですが、周りと比べると少々色濃く。。
ま、それでも難しいことにチャレンジしてるって思えばヨシかなー。





そして最も苦手なプレゼンタイム!
これもなんとか終わり、、、他の方々のプレゼンを聞き勉強。

いやーみなさん本当に情熱がある!
私も負けられない!

今年も多くのファンの皆様のおかげでこの舞台に立てました。それが本当に嬉しくて、感謝しか無いです。
本当に本当にありがとうございます。

結果は4/10に発表されます!
思い返せば反省点が多かったので、どうなるか自信ありませんが、これからも、
『もっともっと美味しく最高の唐揚げを作り上げる!』
と心に誓った帰り道でした。
皆様本当にありがとうございます。
感謝!!

近々塩麹唐揚げのレシピも公開しますね^_^

乞うご期待!


株式会社くら蔵

奥多摩の台所