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月の絵本をいくつかご紹介。
『月の見ていたこと Under The Watchful Eye Of The Moon』
作:森洋子 訳:ジェリー・マーティン
まだ、どこでも読んでいない、お話もしていない、わたしの宝物です。
月明かりの下で、繰り広げられる、街の中の人々(動物の姿もしていたり)のいろいろが
不思議な世界、もう一つある世界みたいなものを、うつしています。
いつかの私や、家族や、友人が、どこかにいそうなんですよね。
今夜は、中秋の名月。
あがりしなの月は、オレンジ色に近くて、
何よりも美しく、
見つけて声をあげ、次にことばを失い、見惚れました。
長雨の後の、くっきりした月夜。
虫の声が響いています。
今年は、ちゃんと秋が来たという感じがします。
季節が、正常に戻ったかな?
自然を取り戻しなさいと、月に言われているようです。
『月のこよみ2020 366日の月の満ち欠けがわかる』
誠文堂新光社
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月と星座の きちんとした解説書なのに
これは絵本です。
版画なのかな。二色刷りの絵は
季節ごとの物語になっていて
月の満ち欠けも星の運行もお話の世界なのが
わたし好み。
これによると、今夜の月は14齢で
明日が十五夜です。
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『なよたけのかぐやひめ Princess Radiance of the Lithe bamboo』
日本語:秦恒平 英語:サラ・アン・ニシエ 絵:本多豊國
発行:ラボ教育センター
日本語:秦恒平 英語:サラ・アン・ニシエ 絵:本多豊國
発行:ラボ教育センター
本多さんの版画が、絵巻物のような美しさの大判絵本
聴くと、英語がとてもここち良い。
この物語がラボ・サマーキャンプのテーマだった時に、
米国ペンシルベニアから国際交流の若者が我が家に来ていました。
音声で物語を流していると、耳を傾けてくれました。
キャンプで彼は、黒姫山の登頂隊に参加して
オンリーワンアメリカンクライマーだったのでした。
写真を沢山撮ってきて、私に"bamboo"があったよ、お話できいたやつだよ、
自分のところの山でも同じようなのを見るよ、と教えてくれたのでした。
後日、わたしも登頂して、その"bamboo"を見ました。
かぐや姫の「なよたけ」とはちょっと違いましたが、彼の物語ではこの"bamboo"だったのでしょうね。
また、山歩きがしたいなあ。
そのためにリハビリをがんばっているんですよ。
明日はウオーキングのことを書きます。