絵本とおはなしと子ども英語♪ゆったり・まったり・ドキドキしよ♪

「昔むかしあるところに」今ではない此処ではない別の世界へ。
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<続々>小学2年生、英語と向き合う

2015年11月14日 | 英語教室
ヘレン・オクセンバリーの絵本『きょうはみんなでクマがりだ』を英語と日本語で劇にしています。

全員でお話を丸ごと、英語と日本語で覚えました。

繰り返しのフレーズがリズムよく、思わず身体が動いてしまう楽しいお話。

だから、元気よく動いています。

まだ英語が読めない小学生が、どうやって覚えるのか。

耳から聞いて動いているだけで、入ってしまう子もいます。

最初はいい加減に流しながらでも声に出すことを厭わない子は、そのまま続けて、だんだん英語になっていっています。

音声教材にピッタリと、BGMまで記憶して、犬の声まで再現しています。犬の役じゃないのに。

1歳から聞いて育った耳は、こんなの楽チン~~というわけです。

子どもの性格によっては、きちんと掴んだ言葉じゃないと声に出せない子もいます。同じ年でもこうして違います。

テキストをコピーして、英語にお母さんがカナを振りました。

でもカナを読んだら英語じゃなくなりました。そうだとしても、これはこの子にとって嬉しい、とても必要な試みでした。

やっぱり何度も音声と向き合い、自分の耳に記憶している英語の音が、カナを見て口へ、取り出せるようになってきました。

2週間で、もうテキストから離れ、自分の言葉として声に出しています。

「すごく、たいへんだった」と言っていたけれど、お話が楽しいから頑張れる。

頑張ったら、もっと楽しくなる。クマになったり、犬になったり、ポーズを決めたり、生き生きしていますよ。

以下、クラスの覚書きを一部紹介。

ヨッシ クマ、ななめから出ようかな。
tutor うん、いいと思うよ。
アーサ よっちゃん、はじめは斜めでいいから、このへんで真ん中にきて。
ヨッシ ドアは、どうしよう。
アーサ どうしよう。前じゃ変?
フナ ここじゃない?(正面右側)
アーサ こうか? 階段はこうのぼって、また降りて、またドア。
tutor いいね!そこでやってみて。
フナ ドアばん!のところでヨッちゃん犬になるんだよ。
アーサ がんばってね、犬だよ、人じゃないよ!

→(ドアばんと、ヨッシの犬走り、なかなか良い! 動きが良くなり、みんな楽しそう)
アーサ クマもセリフいったほうが良いよね? みんなで一緒に言おうね? 聞きながらだとみんなボーッとしてついつい声出してないから。

→この後、音楽CDで。声はすこし小さくなり、逃げるところはセリフが間に合わなかった。が、とても感じは良い。
終わった途端フナッシーが「楽しかった!」と言いました。

ヨッシーについて
先週のラボでCDを聞いていないことを反省しました。ノートに書きどうしたらいいか思索しました。
本当にしっかり反省してくれて、きちんと出直し、沢山きいてきた! もう素晴らしい。声はこれから大きくしていこう。
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