絵本とおはなしと子ども英語♪ゆったり・まったり・ドキドキしよ♪

「昔むかしあるところに」今ではない此処ではない別の世界へ。
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サマーキャンプの思い出(小学1年生 男の子)

2014年08月12日 | 英語教室
小学1年生は、キャンプデビュー。

親元を離れての、3泊4日の、こどもキャンプ in 黒姫高原。

勿論、1年生にとっては、一人で泊まるには長いし、遠い。
ご家族も、本人も、とっても不安だと思います。

「必須」ではないので、本人の気持ち、普段の様子から、
キャンプに出すかどうかはよ~く考えての判断です。
小1では見送り、2年生でデビューした子もいます。

「ぼくSちゃんと一緒だったら行くよ」と、だいぶ前にHは言っていました。
仲良しお姉さんのSは、「Hくん初めてだから、うちと同じロッジにしてあげて」と、同じ頃、言っていました。
そうだね、と私はその時は返事していました。
本当に、それっていいなあと考えて。

けれど実際にキャンプ申し込みが近づくと、改めて考え直しました。
いつでも仲良し、よく弟分の面倒をみているSにとって、
キャンプは全く別の世界に出ていく大きなチャンスの一つなのです。

キャンプは普段の活動の延長線上ではあるけれど、そのまま高原に来ただけではない、
ピョンとジャンプして飛び込んだ何処かに続いている延長線上の自分に会うところ。
会ってほしい、どの子にも、新しい自分に。

Hはtutorと同じロッジにして、他の子とは分けました。
tutorは、ロッジのお母さんとして、しっかりサポートしますから。
申し込みの決断時に、キャンプの楽しいところを色々、話してあげたり、
緑のラボハットを被せてあげたりすると、Hはその気になってくれました。

いつ、ホームシックになるかな。。。と、見守っていましたが、
Hの頑張りは期待以上でした。

楽しんで楽しんで、
声をはりあげてシニアメイト(ロッジリーダーの高校生、とくに男子のほう)に自分から関わっていったり
食事の時はすすんで配膳をしたり
ソングも劇活動もほんとうに楽しんでいて

つかれた夜に淋しくなるであろうときも
お友だちが水鉄砲を独り占めしていたときも
一度も、涙に、ならなかったです。

ロッジマザーは、離れてみているだけでしたよ。

キャンプが終わって、パーティで集まった時に
思い出ベスト3をあげてもらったら、

3、キャンプファイヤー 最後の歌で涙が出そうになっちゃったよ。
2、ごはんがおいしかった、カレーと、シチュー。残しちゃったのもあったけど、おいしかったんだよ。
1、お友だちといっぱい遊んだことだよ。とくに水鉄砲が楽しかったよ。←後からちゃんと渡してもらえたようです。

振り返ってみながら、
いつか宝登山神社で見かけた、子ども英語ツアーの一行を思い出していました。
英語ネイティブスピーカーの青年先生が指示を出している後を、お行儀よく並んで話もせずについて歩いていた
小さな子たちのグループと、

上の写真のようなシーン。
丸太で作ったブランコに乗せてもらうとき、
ワーッとかけていって集まって、自分たちでちゃんと並んで、
大学生がブランコをゆすってくれて、
ブランコがずり下がったので大学生がブランコのヒモを引っ張って支えていると
3年生くらいの少年が、後ろから出てきてHをゆすってくれたとき、
日本語で、いろいろな、元気で優しい声かけが飛び交っている、この風景。

ちがうなあ・・・!!
耕されているなあ。と、しみじみと感動してしまうのです。
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