らむねのサークル生活

大学でのサークル活動日記的ななにか

発表!スライド作成術2ースライドの作り方(LAP!)

2024-04-20 | LAP!(プレゼンサークル)

こんにちは!適当に大学生しているらむねです!

まず、今回は前回の続きなので、よければ先にそちらをご覧ください!

前回は、スライド作成の前提にあるプレゼンの流れについてまとめてみました。今回は、実際にスライドを作る手順を紹介しようと思います!

 

 

私がスライドを作るときは、次の3ステップで作っています。

  1. 内容まとめ作成
  2. デザインテーマ決定
  3. スライド作成

ざっくり言うと、内容とデザインの軸を決めてからスライドを作っています。では、それぞれの手順ごとに詳しくみていきましょう!

 

1. 内容まとめ作成

私はまず、どんな話をするのか文字にまとめています。あんまり詳しくは書かないのですが、プレゼンの導入で話すアウトラインの項目くらいは書き出すようにしています。それ以降の内容は割と気分で

「スライド作るぞ~!」

って気分のときはドンドンPowerPointに移っていますし

「あんまスライド作る気にならないな~」

って気分の時は内容まとめを詳しくしていったり、そもそも全く関係無いことを始めたりもします......

 

2. デザインテーマ決定

 

「デザインテーマ」とカタカナ語を使うと仰々しくなってしまいますが、要するに

プレゼンに統一感を作る

工程になります。

フォントや色、スライド様式やアニメーションをあらかじめ決めておくことで、なんかゴチャゴチャして分かりにくいスライドになることを防ぎます......というのは発表時に現れる効果。

実はもう一つ、とても大きな役割があります。それは

スライド作成中に考える量を減らせる

ことです!

スライド1枚1枚に対して

どんな構成にしようか、どんなアニメーションを使おうか

と考えていては余りに大変ですし、時間もかかってしまいます......

 

しかし、先にパターンを決めてしまえば、あとはそれに沿って内容まとめを打ち出すだけ!!!
簡単ですね!

なんなら、

この部分は持ってるパターンに合わせにくいから、口頭で説明しよう!

とか考えたりもしています。

もっとぶっちゃけると

どんなスライドでも、このパターンを当てはめよう!

と決めているあたりもあって、その場では色合いくらいしか考えていなかったりもします。

例えば、「丸+四角+テキストボックス」の箇条書きパターンは、私のスライドには毎回といってもいいほど出てきます。なんなら、フェードを加えて順番に出現させながら話すところまで1パターンです!

 

私は普段の発表(~60分)のスライド作りのフェーズを、大体3~4時間くらいで終わらせています。わりと凝ったスライドを作っている大学生のなかでは、それなりに早く作っているつもりなんですが

パターン的に作っているからできているのかな~

とか思ったりしています(遅い方だったらどうしよう......)。

 

 

さて、内容まとめを作ってデザインテーマを決めたら、いよいよスライド作成の時間です!!!

とはいうものの、内容まとめとデザインテーマまでできていればほとんど考えることはなく、内容をパターン的に出力するだけで終わります。ハイ、解散!!!

......

............

.............................

とはいかないのがスライド作成ですね。いくらか注意したいことがあるので、ここでは3点取り上げます!

  • 上部にテーマ表示
  • 文字はポイント・大筋だけ
  • 適度なアニメ-ション

 

1つめは文字通り、今話してる内容のテーマを表示しておきましょう、ということ。

プレゼンはわりと一方的な展開になりがちなので、聞き手は迷子になりやすいところがあります(なんかさっきも書いたなこんなこと)。一番上の目立つところに道しるべを置くことで、聞き手を導きましょう!!

 

2つめは、文字の使いすぎに注意しましょう、ということ。

これは、文字が多すぎるスライドをみてみるとよく分かると思います。下のスライドを、ドン!!

 

 

はい、真面目に読んだ人~~!

たぶん居ないと思います。居たとして、かなり読みにくかったかと思います。

これは単に文字が小さいだけでなく、横長の長方形というスライドの性質によって改行時に迷子になりやすくなっているからかな~と思っています。

1行が長くなってしまうと、行が変わる時の視線移動が多くなってしまいます。文字が詰まっていると、そこでミスしやすくなってしまうんですね。たとえ文字情報だけの今読めたとしても、プレゼン中は発表者の声という音声情報に加えて、

「スライドが切り替わる前に読み終えなくちゃ」

という心理的負荷もかかるので、ミスしやすくなします。

それに、せっかく話しているのに、聞き手がスライドの文字に夢中になっていては悲しいですよね?それなら極論文字だけの文書や、それこそブログでも書けばいいんです。

 

文字情報だけでなく、声で、動きで伝えられるプレゼンの特徴を最大限活かすためにも、文字は減らせるといいかな~と思います。

それでも、なにもないと今度は迷子になってしまうので、要点と大筋だけは残すのがバランスを取れている、という発想です。

 

3つめは、アニメーションは適度につかいましょう、ということ。

アニメーション、スライドに動きを付けるにはとても便利な機能ですよね!

これを使えば、聞き手の注目を簡単に集めることができます。視覚に訴えられるというプレゼンの特徴を活かすには、必須機能といっても良いでしょう。

 

しかし、使いすぎてしまうと邪魔になってしまいます。いくら視覚に訴える手法が有力でも、そればかりに注目されてしまうと、発表者の存在意義がなくなります。

発表者である自分自身だって

  • 声の大きさや抑揚を調節して、より効果的に伝える
  • その場の雰囲気に合わせたアドリブを取り入れる
  • スライドに乗せきれない細かな情報を伝える

というような役割があります。

これらもしっかり活かしてこそ、プレゼンという手法をとる価値があると思います。

 

 

とまあ、こんな感じで

内容まとめ → デザインテーマ → スライド作成

という流れでスライドを作っています。というお話でした~。

 

LAP!での発表では、この後に実演コーナーがあったのですが、ブログ上では表現が難しいので(実力不足)、今回はここまで!

正直勢いで作ったブログなので次回があるかは分からないのですが、もし次があったらそっちもよろしくです!

 

LAP!については、公式X(旧Twitter) @lap_nagoya まで!

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発表!スライド作成術1ープレゼンの流れ (LAP!)

2024-04-20 | LAP!(プレゼンサークル)

どうもこんにちは。というか初めまして!適当に大学生しているらむねです。 実は色んな部活・サークルに顔を出しているので(唐突)、そこでの活動日記的なものを作ろうと思ってブログを書き始めました~

記念すべき(?)第1回は、プレゼンサークル「LAP!」での活動についてです!

 

 

というわけで、スライド作成術について発表しました!!!

LAP!含めて、大学生活のなかで培ってきた(?)スライド術を伝えようというこの発表、自分の中で集大成的な意味がありました。今まで作ってきた発表用スライド40本、一体何をしてきたのかが十分に現れたと思います。

 

まあそんな前置きは置いといて、内容をざっくり紹介していきます。

 

 

まず、内容を大きく3つに分けると次の3点。

  • プレゼンの流れ

  • スライドの作り方

  • 実践パターン紹介

私のスライドはプレゼン形式の発表ありきなので、まずはプレゼンの流れについて簡単に説明しました!

○○なプレゼンをしたい!→××なスライドを作ろう!

って思考の流れなわけです。

 

 

そんな(どんな?)プレゼンの流れですが、私は

導入→本題→まとめ

って流れで組み立てています。ちょうど現代文の

序論→本論→結論

と同じ構造ですね。習った当時は全く意識していませんでしたが、こうして伝える側に立ってみると便利な構造だとわかります。

 

現代文的には序論にあたる「導入」部分では、主に3つのポイントを話しています。

  • テーマ

  • 自己紹介

  • アウトライン

まあなんてことない3つですね。敢えて取り上げる必要あるんか?って感じの3つです。特に自己紹介なんて、LAP!に限れば聞き手はサークルメンバーでほぼ固定、みんなお互いをそれなりに理解しています......

が、それでも自己紹介は大切だと思っています!!!

 

プレゼンでの自己紹介は、単に自分が何者であるかを紹介する場ではないのです。実は

自分がどんな立場で発表するのか明示するフェーズ

なのです!!!

 

これは、プレゼンの説得力に大きく関わっています。例えば、ニュースなどで専門家の発言を取り上げるシーンが良くありますね。

あれが意味を持つのは、発言者が専門家だと明示されているからなのです。

これが無いと、その辺のおじさんおばさんが偉そうなことを言っている図にしかなりません。テーマに対する自分の立場、経歴などを伝えることでプレゼンの説得力を高める、その機会が自己紹介なのです!!!

 

ほかの2点はよく言われることですね。割愛

 

 

さて、プレゼンの本体ともいえる「本題」

こいつにもちょっとした構造を加えています。それが「テーマ別解説」です。

 

上のスライドにあるように、まず小テーマを紹介します。

「要点はA,B,Cの3つです」というように......

 

その上で、テーマごとに解説とまとめを繰り返します。この構造にすることで、話がとっ散らかりにくくなります。話がとっ散らからない、これは言葉以上に有用です。

 

まず、プレゼンを組み立てやすくなります。一直線に原稿を組み立てようとすると、途中で「あれも話したい。これも話したい!」となってしまい、なかなか進まなくなってしまいがちです。最初に小テーマを決めることで、そこから外れる話はシャットアウトされるので、スッキリしたプレゼンにつながります!

 

次に、聞き手が内容を整理しやすくなります。もしも、3つの要点を流れるようにまとめて話してしまうと、聞き手には話の区切りがわかりにくくなってしまいます。現代文に例えれば、行間が空いてなければ段落も存在しない文章ということになります。アホほど読みにくいですね。そういうことです。

 

 

さて、現代文で言えば結論に当たる「まとめ」です。役割は大きく分けて2つ。

  • 全体の振り返り

  • メッセージ伝達

です!

 

全体の振り返りは、発表、特に本題の要点を振り返ることです。プレゼンは割と長時間、一方的に話し続ける展開になりがちです。すると、どうしても聞き手は最初のほうの内容から忘れていってしまいます。それを思い出してもらい、続くメッセージにつなぐ役割があります。

 

そして、LAP!では割と忘れられがちなメッセージ伝達。これはある意味、本題よりも大切になることもあります。本題ではいくつかの小テーマについてそれぞれ話します。そのまま終わってしまうと、聞き手としては

「あれ?結論はなんだろう?」

となってしまうのです。そこを補完して、1つの結論に導くのが「メッセージ伝達」の役割です。

 

実験レポートに例えると、本題までが実験の結果、メッセージが考察と次の実験への展望に当たります。連続的に実験するに当たって、後者が大切なことは言うまでもないですね。

 

 

ここまで、プレゼンの流れについて説明してきました。続くスライドの作り方についてはまた後日~~

LAP!については、公式X(旧Twitter) @lap_nagoya をチェックしてください!

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