ポチャッと投げ釣り奮戦記

投げ釣りに魅せられた親父のBlog・・・

鹿児島でシブを狙え(奇声の正体とは!?)

2015-07-21 22:47:00 | 鹿児島でポチャ投げ

7月18日(土)・・・

本日はT中君と依然から妄想していた鹿児島遠征の日です、二泊三日の予定

当初はT中君と2人で1日は渡船利用でもう1日は地方の予定でした。

そんな計画を数か月前から着々と進めていると、T中君の後輩のMASOUさんも同行したいと

言うので気持ちよくOKしていました。

MASOUさんもT中君に似て、変態釣り師と言うべきだと心構えはしていました

当日AM10:30予定通りT中君がラパンの自宅まで迎えに参上し、そのあとMASOUさんを

途中で高速をおりピックアップして3人でT中君の車に荷物満載で目指せ鹿児島で出発。

よくこれだけ荷物積みましたね状態です

MASOUさんとは、一度鹿児島のヘンピなところで遭遇しており覚えていて下さりました

さて道中の車内はご想像通りの状態で時間が経つのも忘れ、すぐに鹿児島の最南端へ到着。

ある程度、予想はしていたのですがウネリ入って時化まくり・・・

絶妙なタイミングで釣技団幹事長のボーさんからも入電があり、今日、明日の海況は・・・

今日より明日の方がウネリキツイデ~下がらんと上がってくるから無茶は止めとけ~と

やるなら、あっちに入るか思い切って大移動せよの指示が飛んできます。

これも、何かあったら手遅れになる前の心配からです

結局、外海は諦めてラパンの数少ない引出しの中からあの辺ならきっとやれると妄想して

確か、ゆり丸さんならと最後の希望でMASOUさんに電話を入れてもらうと幸いにもOKが

何故か電話をした漁港から出港ですww

無事に渡礁に成功したのが17:30頃でしたか・・・これでラパンはダウンしています

着くとT中君から、年の功でラパンさん好きなところに入って下さいと

有難く甘えて、潮通しの良さそうな場所をチョイス、二番目はMASOUさんで最後はT中君が

決めると言う気持ち良い釣り座決定でした。

場所はこんな感じ・・・

遠くに開聞岳がそびえてたっていますね~鹿児島最高

別な角度からもう一枚、何故かデジカメ忘れて携帯で画質が悪く、すみませんでもこの雰囲気

 

 

ついでにT中君の釣り座も・・・

 

 

ほんでMASOUさんの釣り座も・・・

いつの間にかルアーでサメと遊んでいますw

 

 

と思ったら2人で密会中でした、恐らくルアーでどう攻めるべきか地形がアーダコーダ的感じ

 

日暮れ前からT中君もMASOUさんも投げて気合い十分ですがラパンは暑くてでダウン(汗)

T中君を監視していると毎回安打でウツボン君・・・

MASOUさんはと言うと何やらデカイのを掛けてT中君も駆け寄りますが痛恨のラインブレイク

遅くなりましたが今回の遠征の餌はハンパな量では有りません

MASOUさんが自前で釣ってきたサバ25cm程度≒4kgを始め

キビナにカマスにエビにイカ各種他・・・何を狙う気なのか判らない面々です

いや本命魚はシブダイ(通称:シロテン)です・・・

T中君からはラパンさんまたアラ釣りましょうよとサバ一匹掛けを強要されますが遠慮してw

暫くお二人の様子を伺っていましたが、そろそろ頃合いかと思い投げ始めると、今度はT中君が

夢の中へ落ちて行きました。

底を確認しながら投げ分けていると、真坂のアラカブが本日お目見え、なかなかの良型

尺行ったかと思いましたが28cmどまりでした、自己記録更新ならず・・・

 

 

とここで危ない時間帯へ突入です、巨大魚が来るか何も来ず終わるか勝負の分かれ道www

いちょうラパンも鹿児島では小物釣り師として一部の方からは見守られていますので要注意(汗)

極端に餌取りもウツボのアタリすら消えてきたその時に・・・

夢の中のT中君の投げ竿が、前アタリをかもしだしたかと思うと勢い良くドラグがなり

ここでT中君を起こします「T中君、バカアタリや~」

竿はお辞儀開始したかと思いきや、耐え切れず発射

慌てて本人も飛び起きて竿を探して茫然・・・運よく磯場に引っかかった竿を手に取りゴリ巻き

案外すんなり上がって来たのは、本命魚のシロテンでした

今までの苦労をラパンなりに知っていたので思わず2人で握手して騒ぎまくります

まるで自分が釣ったかのような錯覚ですでも本命を釣ったとなると喜びます

するとT中君は、落ち着いてしまいまた夢の中へ・・・

ラパンも負けてなるかと打ち返しますが、反応なし

小雨も振り出しますがカッパを来て頑張ります、しかしまた睡魔が襲ってきてしばし仮眠

 

 

 

 

どのくらい横になったか判りませんが、あんまし寝れずふとMASOUさんを覗くと・・・

いきなり慌てています

と思ったら変な声が響き渡ります・・・竿はかなりのされそうな感じでヤバそうです

 

なんなんでしょうか

 

奇声と言うか罵声と言うか呻き声と言うかなんというか妙な声が

 

当然MASOUさんから聞こえてきますwww

 

 

「あっ~あ~~~」



「だめだめだめだめっ~」



「そっちだめ~行く行くイクイク~あ~」



「だめだめだめ~ヤッパだめ~やばやばやば」



「いく~」



「あ~~~あ~~~」 




ラパンは何のこっちゃ、どこに行きたいんやと思いましたが、T中君を起こしてギャフ持って

MASOUさんの元へ・・・

しか~~~~~し、この一生忘れようもない奇声を聞きながら10m程度沖合いに伝説の

白い変な形をした個体が一瞬浮いたのを三人とも見ていたようで

すかざず、ラパンは息をのみちゃんと見ないとわからん、がんばれMASOUさんと

心から叫びます

何度ものされそうになり、こんしんの力で寄ってきたのは・・・

何で~やっぱし~のマダラトビエイ胴長1m程度の固体でした  

この釣りは残酷です・・・行きたかったけど行かなかったようです(猛爆)

最後はラパンのハサミでミチイトからチョンギリました(無事に解放)

ここで三人は、もしもの備えでハサミ or ナイフの必要性と一人で瀬渡しの危険性を

十分感じて、二度と奇声を上げないことを心に誓いました

だってこの奇声、500m以上程離れていた別な磯のフカセ組に聞こえていたからですwww

帰りの船の中でラパンは知りましたが本人には、可哀想で言えませんでした

「あんたらエライ騒いでおったが意味が判らんかったとw・・・・デカイの釣ったんやろっ」

もう船酔いしそうと言うか吹き出しそうで・・・心の中はチーーーーーン



このドラマが頭から離れませんが、雨も振ったり止んだりの中しばし仮眠w

心の中は、干潮勝負じゃ~とあまり眠れず・・・

潮どまり真っ最中の弩干潮で勝負に出たラパン仙人は、もう一度地形と潮を読み

投点を変更して高切れがなんやで釣ったると再開して一投目でTYPE:M発射~

流石大物磯投げ竿、沖磯で発射が似合います

竿を捕るとエライ軽っと思いましたが、ゴリ巻き必衰です・・・

狭いスリットの中ですので、決めていた誘導ポジションでごり巻

T中君も起きて見守って下さり、無事捕獲しましたが・・・一言「何故黒い・・・」

で無事ゲットできたのが紋付(通称:クロテン)52cmでした密かに自己記録更新

これでT中君と竿を出すと何故かT中君しか釣れないジンクスはめでたく消滅です。

2人で大喜びしたのは言うまでもありません

この後お迎えがAM6:00なのでギリギリのAM5:15まで粘りましたがドラマは置きませんでした。

無事に帰港して初日終了です

ゆり丸の船頭さんは、三人がどこから来たか改めて知り、驚いていましたが「また来いと」

お世話になりいきなりの無茶を聞いて下さり、有難うございました。

 




二日目(7/19:日)・・・

 

と思ったら、ラパン以外の二人はルアーの準備して2人でヒラ打って遊んでました。。。

 

この若さには流石に付いていけません

ヒラ打ちに早々と見切りをつけて引上げてきた2人とラパンの珍メンバーが悩むのは、この海況

ウネリ凄いことになってます・・・ボーさんの情報通りでした

とりあえず温泉に行こうと行動しますがさてさて、残り一日・・・大隅半島は諦めて

MASOUさんが行きたい、次回に備えて開拓もしたいと言うのでフェリーを使い薩摩半島側へ・・・

元々は薩摩半島側がHGのラパンは、時間が許せる範囲でロケハンして引出を案内

ところが少しでも時化が見えるとラパンさんちょっとヒラ打ってきますと

そのたびにラパンは車でA/Cきかして爆睡www眠いったらありゃしない。。。

多分30分も寝てませんからw

で目的地に選んだ奥まった場所へ現着ウネリ全く無しでしたそのかわり強風ww

現地を確認後、またしてもお二人は荷物を運んで準備に取り掛かっております

ラパンは、睡魔と体力の衰えを感じ車で1.5H爆睡

そろそろえ~かと起きて荷物を運び開始がPM7:30頃でしたか

開始早々、遠くの方に花火が綺麗に打ち上げられます

ここでT中君と花火見て良い想いは無いですね~と言うと皆さん同じw

 

 

なんだか急に静かになったかと思うとT中君とMASOUさんは爆睡してるし

1人でも根がかり地獄とウツボラッシュに負けず頑張っていると・・・

どの竿か判りませんがQDのドラグ音が炸裂

かなり長い間2回も鳴り響くも、お二人さんは夢の中

恐らく途中の峠であった愛想の良いギャルのお顔と添え立つ磯場でサンダル姿で

ルアーらしき釣りをやっいたお姉さんを妄想して

今からブっこみますが、一緒にどうですか

などと夢見ているようです、非常にひわいなメンバーだこと・・・ラパン含まずww

そんなこんなで頑張っていましたが雨も降り出し、T中君は早々と車に退避。

残るアフォー2人のMASOUさんとラパンは雨がなんじゃ~鹿児島やで~とカッパ着て

頑張りますが、相変わらずのウツボンと根がかり地獄です

何やらライズするので海を確認すると1.5m近い大型のダツがゆうゆうと泳いでおります

そうかと思うと、今度は20~30kg程度がボジャボジャーとライズ

サメさんですかね

雨は強くなり、止むかと思うと更に強く降り出し、風も強風へ・・・当然カッパの中も

全身ビショ濡れで

AM2:30ついに心が折れました、このままやったら風邪引きそう

MASOUさんに離脱する旨伝えて、足早に車に退避しました。

T中君も目覚めて、荷物を取に行って帰ってきましたがびしょ濡れ

MASOUさんはAM4:00多分最後までやると思いますよ・・・との事

流石ですね~

心配ですが、T中君とラパンは車で爆睡です

目覚めると明るくなってきていますが、まだMASOUさんやってます

車に〇ボで帰ってきたのはAM5:00頃でした。

こんなことなら早くやめるんだったと呟いてましたw

三人とも、もう体力の限界って感じですが、さて帰ろうって決めて帰路につきました


途中MASOUさんを降ろして、無事にラパンが帰福したのはAM10:10と案外早かった。

このままT中君が帰れば無事遠征終了と思いきや

折角なんでシブ半身貰って下さいと提案が本当に良いのかと確認しましたが

一度は食べてみて下さいと・・・

T中君もホボ6年ぶりのシブなのですが、我が家でT中君が半身切ってくれました

それからまた、航空写真と釣り道具と仕掛けをみせて騒ぎだしw

遠征の反省会もどきになり、解散はAM11:30過ぎだったとさ



無事に皆さん帰れて、本命のシブを釣り上げたT中君

奇声で一躍有名になったMASOUさん

楽しい鹿児島遠征お疲れ様でした

無事で良かったです


またデカイのをかけて皆で叫びましょう

MASOUさん、どこまでもいって下さいねでも海の中には駄目ですよ

一生モノのバカ受けパターン有難うございました


長文、御清聴有難うございました

 




 

 

 

 

 

コメント (20)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする